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チェチェンニュース
Vol.01 No.02 2001.04.20

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■第57次国連人権委員会速報:

ロシア南部で、2年近くもの武力衝突の続くチェチェン紛争。ジュネーブで開会されている国連人権委員会では、断食を続ける宗教者や、チェチェン市民の代表者が活発な発言を行っている。一部を紹介。断食中の僧侶、寺沢潤世さん(日本山妙法寺)より「第57次国連人権委員会の会場の側で御祈念を続けています。12日、欧州連合はチェチェン特別決議案を提出しました。復活祭の休日明けの来週、18日までにロシアとの全会一致の議長声明の文案交渉がまとまらなければ、この決議案の多数決に持ち込まれることになります。小子の断食は、即時戦闘をやめさせ、平和的解決にむけた対話を開始するためのチェチェン、ロシア国際世論の喚起にあります。ご支援心から感謝申し上げます」(要約・編集室)チェチェンの母親が発言、「チェチェンは人道的に最悪の状況」民間団体「チェチェン母親協会」の代表、マディナ・マゴマドワさんが、人権委員会の討議の席で、次のように発言した。「二度にわたるチェチェン戦争で、17万5千人もの民間人が犠牲になりました。多くは子供、女性、そして老人たちです。私たちはチェチェンへの、国際的な査察を、緊急に委員会に要請したいのです」

■4/09 村落への砲撃により20軒の民家が破壊

ロシア軍のミサイルと砲撃により、グロズヌイ近郊のアルディ村ではアドラン・ガバンチエフさんが死亡、妻ポーラさんが重体となった。グラスノスチ財団のニュースより。

■4/11 「チェチェン首都の治安状況はきわめて悪い」ロシア当局者語る

首都グロズヌイの状況について、ロシア政府の当局者ウラジミール・イエルギン氏は「治安はきわめて悪い。夜間は無政府状態になり、昼間も連邦軍は首都を掌握しきれていない」と語った。13日、AFP

■4/12 親ロシア政権指導者、暗殺される

チェチェンにおける親ロシア政権指導者のひとり、アダム・デニーエフ氏が、自宅近くでテレビ番組を収録中、傍らに仕掛けられた爆弾によって暗殺された。ロシア寄りの政治姿勢を持つ同氏を目標にした攻撃と見られる。14日、インターナショナルヘラルドト リビューン/13日、BBC

■4/14 ロシア独立テレビに治安部隊が突入

エネルギー大手ガズプロン社による経営陣交代に対する、社員らの抗議が続くロシア独立テレビ(NTV)に対し、ロシア政府内務省軍が突入した。治安部隊は社員らによって放送されていた抗議の番組を途中で打ち切った。NTVを支援する米国CNNの創業者テッド・ターナー氏はスポークスマンを通じ、「今回の事態に非常に失望している」と語った。15日、ワシントン・ポスト

■4/14 ロシア・プーチン大統領が突然のチェチェン入り

モスクワでNTVの騒動が続くなか、プーチン大統領は突然チェチェン入りし、昨年ロシア空挺部隊が犠牲を出した地点で献花した。大統領は報道関係者に対し、チェチェンからの兵力の一部撤退について「軍の駐留は必要だ。その上でどの程度の兵力を引き上げるかを決定しなくてはならない」と語った。14日、AFP

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