チェチェン総合情報
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チェチェンニュース Vol.06 No.24 2006.11.13

http://chechennews.org/chn/0624.htm (HTML版) 発行部数:1598部

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いよいよ今週からハッサン・バイエフ氏の全国スピーキングツアーが始まります。チェチェン人が語るチェチェン戦争と平和への可能性を、一人でも多くの人たちに広めていけたらと思います。ご都合のつく方は、ぜひ各種イベントにご参加ください。

先日、日本のチェチェン関係者がノーヴァヤ・ガゼータを訪問し、アンナ・ポリトコフスカヤさんの遺族にあてた見舞金、104,751円を届けることができました。ご協力くださった皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。

教育基本法の強行採決を阻止するためのアクションにも、どうか引き続きご協力をお願い致します。(邦枝律/チェチェンニュース)

INDEX

■イベント情報:戦場の医師ハッサン・バイエフ来日講演「チェチェンの現在を語る」

いよいよ今週からハッサン・バイエフ氏の全国スピーキングツアーが始まります。11月16日から30日まで、東京、水戸、横浜、札幌、長崎、広島、京都、弘前で講演が行われることになっています。ぜひ各地でのイベントにご参加ください。

資金がまだ不足しています。目標額130万円に対して、現在619,010円が集まっており、あと680,990円が不足しています。どうか招聘を支えるための募金をお願いします。郵便振替口座 加入者名:チェチェン連絡会議 口座番号:00180-6-261048 (通信欄に「バイエフ」とご明記ください)

10月31日現在での各地のイベント情報(決定分)はこちら。お問い合わせは、バイエフを呼ぶ会共同代表の岡田一男さん(電話: 03-4500-8535/FAX: 03-3811-4576/Email: baiev@zau.att.ne.jp)までお願いします。

11/17(金) 水戸[チェチェンの戦火を生きたひとりの外科医 ハッサン・バイエフ講演会] 18:30-20:30(18:00開場) あむねす みと2F http://www.net1.jway.ne.jp/abeusr1/ 参加費:無料 交通:JR「水戸」駅南口徒歩1分 主催:アムネスティ水戸・つくば 連絡先:0299-48-2695(徐)

11/18(土) 横浜[地球市民ひろば(第4回) 戦場の医師ハッサン・バイエフ〜戦争・平和・人権〜] 13:30-16:00(13:00開場) あーすぷらざ1階会議室 参加費:無料 定員30名(※但し、会場のスペースが許す限り受付け) 交通:JR京浜東北根岸線「本郷台」駅改札出て左手すぐ 主催:神奈川県立地球市民かながわプラザ 指定管理者(財)神奈川県国際交流協会 連絡先:045-896-2899(学習サービス課)

11/19(日) 札幌[誓い―戦場のチェチェン人外科医ハッサン・バイエフ講演会] 14:00-16:00(13:30開場) 札幌市民会館2階1号会議室 参加費:500円 交通:地下鉄「大通」駅徒歩3分 主催:アムネスティ札幌28・ノルテ・北広島 連絡先:011-622-5453(高見)

11/21(火) 長崎[チェチェンから長崎へ −戦火を生きた外科医の報告−] 18:00-20:30 長崎県教育文化会館2階大会議室 参加費:1,000円(学生500円) 主催:ハッサン・バイエフ講演会実行委員会(ワールドピースナウ・ナガサキ+個人) 連絡先:090-2519-2066(崎山)

11/23(木) 広島[チェチェンの戦火を生きた医師の声を聴く] 18:30- 広島市まちづくり市民交流プラザ北棟5階研修室C 参加費:1,000円(カンパとして) 交通:市電/広電・広島バス「袋町」徒歩3分 主催:アムネスティひろしま 連絡先:090-3177-7336(野間)

11/25(土) 京都@[ロシア・チェチェン戦争と子どもたち](映像と講演) 16:00-18:00 同志社大学今出川校地寒梅館地下A会議室 参加費:無料 交通:地下鉄「今出川」駅徒歩1分 主催:同志社大学バイエフ講演会実行委員会 連絡先:090-9869-8497/dsf0202@mail2.doshisha.ac.jp(岩間),080-5365-0672/la-ilahillallah@ezweb.ne.jp(栗林)

11/25(土) 京都A[チェチェン人のイスラーム信仰とロシア・チェチェン戦争下での私の体験](講演と質疑応答) 18:00-20:00 同上

11/26(日) 弘前[ハッサン・バイエフ講演会「チェチェンの医療危機と子どもたち 戦場外科医の報告」] 14:30-16:30(14:00開場) 弘前市民会館(管理棟)大会議室 参加費:無料 交通:JR「弘前」駅またはイトーヨーカドーバスターミナルから約15分「市役所前公園入口」 主催:バイエフを呼ぶ会 協力:弘前大学国際医療研究会 連絡先:03-4500-8535/baiev@zau.att.ne.jp(岡田)

11/28(火) 東京@[戦場の医師ハッサン・バイエフ来日講演 −チェチェンの現在(いま)を語る−] 18:45-20:45(18:15開場) 東京ウィメンズプラザホール 参加費:1,000円 交通:JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:「渋谷」駅徒歩12分/地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道駅徒歩7分 主催:バイエフを呼ぶ会 共催:チェチェン連絡会議 連絡先:03-4500-8535/baiev@zau.att.ne.jp(岡田)

11/29(水) 東京A[バイエフ医師報告会&送別会 −日本縦断講演を終えて−] 18:00-20:30 文京区民センター3F会議室C 参加費:2,000円(飲食物の持込・カンパ歓迎) 主催:バイエフを呼ぶ会 共催:チェチェン連絡会議 連絡先:03-4500-8535/baiev@zau.att.ne.jp(岡田)

※11/3 現在の情報です。時刻・参加費などが変更される場合があります。主催者にお尋ねください。

●チェチェン:迫りくる食料危機
ECHO Warns of Potential Food Crisis in Chechnya

欧州委員会人道援助局(ECHO)が、チェチェンで進行中の食糧危機に警鐘を鳴らしています。チェチェンでは、過去25年間で最も寒い冬となった昨年の11月から今年の3月までの5ヶ月間、国連世界食糧計画(WFP)による援助が完全に停止していました。理由は単純。ロシア政府が、WFP経由で援助された大量の小麦を、「鉄分が多すぎて健康に悪い」という難癖をつけて、いっさいチェチェンに送ろうとしなかったのです。「鉄分が多すぎて健康に悪い」小麦は、数ヵ月間続いた不毛な交渉の末、結局アフガニスタンに送られていきました。

この冬に再び食糧援助が凍結された場合、チェチェンでは25万人が飢えに直面する恐れがあります。現在でも、WFPがチェチェンで行っている支援は、月にわずか二回の配給にすぎません。チェチェンでは最近結核が流行っていて、医師たちは栄養失調や慢性的なストレス、失業、深まる貧困が原因であると指摘しています。子どもたちの70%が結核に冒されているという統計もあります。

チェチェンの医療危機については、16日から来日するハッサン・バイエフ医師が最新事情を報告します。ご都合のつく方は各地のイベントにぜひご参加ください。

●欧州人権裁判所、ロシア政府に賠償命令
Russia Loses Another Chechnya Rights Case

11月9日、欧州人権裁判所が、2人のチェチェン人の失踪事件に関して、ロシアに有罪判決を下しました。原告は、2年前にロシアから米国に亡命したチェチェン人女性、マルゼット・イマカーエワ。彼女の息子は2000年にロシア軍に拘束されて以来行方不明になっており、その2年後に夫も行方不明になりました。

過去4ヶ月だけでも、チェチェン戦争に関する一連の裁判でロシアが敗訴した例は、これが3件目です。裁判所は、ロシア政府に対して原告に賠償金11万4000ドルを支払うよう要求しています。彼女の裁判を含む2件の裁判に関するアムネスティのプレス・リリースはこちら。

http://web.amnesty.org/library/index/ENGEUR460572006

●NV紙副編集長へのインタビュー
Interview to Novaya Gazeta's vice editor

ポリトコフスカヤ暗殺事件の捜査の状況や、ロシア社会についてのコメント。―――殺害事件について、政府と市民社会の反応はいかがでしたか?

ロシアにはつねに二つの社会があります。ひとつはアンナの葬儀に参列した人々の社会。私たちのところには、ロシア全土から哀悼のメッセージが届けられました。ジャーナリストの支援者からメッセージが寄せられたことは言うまでもありません。同僚や私のところには、ここ2週間いつも電話がかかってきます。コメントなどを求められるのですが。葬儀には、ロシアのテレビ局がすべて取材にやってきました。しかし、同時に、ジャーナリストたちは政府からの庇護を受けられることもありませんし、国民の大半は無関心なのです」[10/31 国境なき記者団]

つづきを読む
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20061105/1162688093


●YouTube:チェチェン・ドキュメンタリー
YouTube: Chechen Documentary

YouTubeで公開されている、無料で見られるチェチェン・ドキュメンタリーをいくつかご紹介します。

(1) フィンランドのアーティストたちによるアンナ・ポリトコフスカヤへの鎮魂歌

http://www.youtube.com/watch?v=Q8xelS8G-SY

映像の字幕(英語)の日本語訳はこちら: http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20061103/1162521083#seemore

(2) 葬儀当日の情景を収めた「コーカサスの薔薇 アンナ・ポリトコフスカヤ」

http://www.youtube.com/watch?v=SFtxWdkJ1wo

(3) チェチェン戦争

http://www.youtube.com/watch?v=qM6n3BGRNTo

字幕の日本語訳(一部)はこちら: http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20061109/1163080593#seemore

●教育基本法改悪を止めよう全国集会、7000人が参加

集会に参加されていた、東京東チモール協会の益岡賢さんのメールを一部転載。

「教育基本法「改正」案の問題点についてはAMLでもいろいろ情報が提 供されていますので、繰り返しませんが、本日の集会、それから、毎日 新聞をはじめ、いくつかの新聞の論調や人々の反応を見ると、教育基本 法改悪を阻止する講堂は確実に「改正」へ向けた流れを変えていること が実感されます」ということです。 [AML 10464]

http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-November/010054.html

前号のイベント情報で書いたことの繰り返しにもなるのですが、全国のタウンミーティングで出席者のほとんどが政府が招待した人で占められ、会場からの質問も政府の依頼でされていたという、まるでナチス初期のような言論状況のなかで、教育基本法が強行採決されようとしているのは、内容以前の問題がたくさんあります。益岡さんも指摘されているように、次の点を、政府とマスコミに訴えていくべきと思います。

前号のイベント情報はこちら:http://chechennews.org/event/index.htm

「聴衆の半数は関係者 質問は県職員 タウンミーティング」[11/10 朝日新聞]http://www.asahi.com/politics/update/1110/016.html

▼憲法・教育基本法改悪反対! 抗議・要請メールサイト: http://www.hyogo-kokyoso.com/webmail/kyoikukihonho1.shtml

▼電話・FAXでの抗議行動を! 教育基本法に関する特別委員会 委員名簿 です。電話・FAXでの訴えかけをお願いします
http://www.kyokiren.net/_misc/tokubetui


最後に。今号よりチェチェンニュース編集室に郵便振替口座から振り込めるようになりました。今まで郵便局で悩まれていた方、申し訳ありませんでした。今後ともよろしくお願いいたします。


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