チェチェン総合情報
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■チェチェンニュース Vol.07 No.23 2007.10.12

http://chechennews.org/chn/0723.htm (HTML版) 発行部数:1660部

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■編集室より:

今回のチェチェンニュースは、アンナ・ポリトコフスカヤ特集を中心に、ロシア、イングーシ、ビルマ(ミャンマー)に関する記事をお送りします。その中でも今回とりわけお勧めなのが、「萎縮するロシア・メディア」という東京新聞・稲熊均さんの記事。ニュースの最初に紹介します。

クルド人難民ムスタファ・チョラクさん一家の在留特別許可を求める署名についても、この場で紹介します。日本で生まれ育った幼い子どもたちと、国籍の異なる両親が、ムスタファさんの強制送還によって引き離されてしまわないよう、ぜひご協力をお願いします。

[編む夢日記 10/3]
http://d.hatena.ne.jp/amm/20071003

いつも最後に紹介していますが、イベント情報も充実してきたので、よろしければご参加ください。明日にはさっそく、札幌とさいたまで「踊れ、グローズヌイ!」の上映会があります。さいたまの上映会では、林克明さんのミニ講演会も。くわしくはこちらをご覧ください。

[チェチェン未来日記 10/12]
http://www.actiblog.com/hayashi/46154

(邦枝律/チェチェンニュース)

INDEX

■ポリトコフスカヤ一周忌・報道特集

アンナ・ポリトコフスカヤ一周忌の各紙記事を紹介します。各紙とも、ポリトコフスカヤの死を悼み、プーチン政権に批判的な見方をしているのですが、特に、ポリトコフスカヤが生前所属していたノーヴァヤ・ガゼータの現状を伝える東京新聞の記事は秀逸です。ロシア・チェチェン問題への読者の関心をメディアに伝え、良心的な記者を支えるためにも、できれば記事へのフィードバックをお願いします。(邦枝律/チェチェンニュース)

●萎縮するロシア・メディア [東京新聞 10/7]

プーチン政権を厳しく批判してきたロシアの女性記者ポリトコフスカヤさんが射殺された事件から、七日で一年となる。ジャーナリズムへの深刻な危害に、国際社会のロシアに対する懸念は強まったものの、プーチン政権のメディア統制は事件後も緩む気配はない。事件がロシアの「言論の自由」に与えた打撃を検証した。(モスクワ・稲熊均)

ポリトコフスカヤさん 反骨の女性記者 射殺から1年

2007年10月7日 東京新聞

ポリトコフスカヤ記者の所属していたノーバヤ・ガゼータ紙の編集局には現在、「ポリトコフスカヤ報道部」という名のセクションがある。

政府や軍、治安機関の不正、チェチェンの親ロシア政権の残虐行為を暴いてきた同記者の調査報道を引き継ぐために誕生した部署だ。しかし、同紙のサカロフ副編集長は「彼女のような取材はできない」と明かす。

政権の闇を告発する記事が減ったかわりに目立つようになったのが、チェチェン親ロシア政権のカディロフ大統領を評価する報道だ。ポリトコフスカヤ記者が生前、激しく批判してきた相手であり、射殺事件に関与したとも指摘される同大統領だが、最近の同紙はラティニナ政治評論員が「チェチェンに秩序をもたらした」と評価するなど、支持し続けている。

進む政権の「統制」/古巣の新聞も"転向"

ロシア・ジャーナリスト連盟のヤコベンコ事務局長は、ノーバヤ・ガゼータ紙の「ひょう変」について、政権与党の幹部で有力実業家でもあるレベジエフ氏が同紙株の39%を取得した影響を挙げながらも、ロシアのジャーナリズム全体の問題として、こう指摘する。

「彼女が殺されたとき、ジャーナリストは言論へのテロに対し団結しなければならなかったが、多くの記者はその死に冷ややかだった」

実際、ロシアの報道機関の中では、記者活動とともに人権保護活動も続けていたポリトコフスカヤさんを「純粋な記者でない」とする批判が目立った。さらには米国籍を持っていたことから「米国のスパイ」とする中傷まで出ていた。

事件を取り巻く言論界のこうしたムードから、「事件が誰にメリットがあったか明白だ」とヤコベンコ氏は強調する。

「少なくともジャーナリズム自体がメディア統制の歯止めにならなかった。政権は好きなように統制を強化できた」

非政府組織(NGO)の「言論保護財団」によると、ロシア国内で最近一年間で明らかになった権力機関による「検閲」は二十八件、記者の逮捕は七十五件に達する。

有力なテレビ、新聞が政府系企業の資本傘下に置かれる中、唯一、自由なメディアとして残されていたインターネットへの検閲も進んでいる。さらにメディア統制による言論の危機を訴え続けているジャーナリスト連盟は、モスクワの国有ビルからの立ち退きを求められており、存続の危機に直面している。

ヤコベンコ氏は言論界の行方をこう悲観する。

 「政権は、プーチン大統領に従順であれば利益を与え、歯向かえば排除するという政治手法を取っている。多くの報道機関も従順を選び、政権が満足するように自己検閲する。ポリトコフスカヤに代わりうる人間は少ない」

捜査混乱、黒幕も分からず

ポリトコフスカヤ記者射殺事件

昨年10月7日、ノーバヤ・ガゼータ紙のポリトコフスカヤ記者=当時(四八)=の射殺体が、モスクワの自宅付近で見つかった。同日はプーチン大統領の誕生日でもあり、政権批判で知られた同記者の殺害は「大統領を喜ばすため」とも、逆に「政権に打撃を与えるため」とも推測された。

銃撃の実行犯や情報提供者として、犯罪組織員や連邦保安局(FSB)中佐、内務省少佐ら十人余りが今年8月末までに逮捕されたが、一部は釈放されるなど、捜査は混乱している。

殺害を依頼した黒幕は依然、不明だが、捜査を指揮するチャイカ検事総長は「ロシアを不安定化させることを狙った海外在住のロシア人」と指摘。プーチン政権と敵対する政商ベレゾフスキー氏らを示唆した。

東京新聞へのご意見・ご要望はこちら:
http://www.tokyo-np.co.jp/reference/

●ロシア人記者ポリトコフスカヤさん殺害事件から1年、露政府が外国人活動家を一時拘束 [AFP 10/7]

ロシア人記者アンナ・ポリトコフスカヤさん殺害事件から7日で1年を迎え、犯人逮捕を求める国際的な圧力が高まる中、追悼集会に参加しようとした外国人活動家5人らがロシア当局により身柄を一時拘束される騒ぎが6日、首都モスクワの東で起こった。

ポリトコフスカヤさんは、ウラジーミル・プーチン露大統領を公然と批判し、チェチェン共和国の紛争では戦争犯罪を解明しようとした数少ないロシア人記者の1人だったが、2006年10月7日モスクワの自宅前で凶弾に倒れた。

つづきを読む:
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2294465/2216248

●<ロシア>女性記者殺害から1年…謎に包まれる捜査状況 [毎日新聞 10/6]

・・・捜査が疑念を呼んでいるのは、最高検察庁のチャイカ検事総長が10人逮捕を発表した際に「殺害を依頼した人物は国外にいる」と、プーチン政権と対立して英国に亡命した元政商のベレゾフスキー氏の関与を示唆したこと。また、この直後に捜査組織が改変され、レニングラード大学法学部で大統領の同級生だったバストルイキン次席検事を長とする国家捜査委員会が同記者殺害など重要事件の捜査を担当する独立組織として発足し、捜査の実権を握ったことだ。

さらに国際人権団体などが参加して5日に予定されていた国際会議が、直前になって銀行から開催費用の取り扱いを拒否され中止に追い込まれた。

つづきを読む:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071006-00000069-mai-int


●プーチン批判の女性記者暗殺から1年、モスクワで追悼集会 [読売新聞 10/7]

プーチン政権の強権体質を批判したロシアの女性記者アンナ・ポリトコフスカヤさんが暗殺されてから丸一年となった7日、反政権派の政治勢力がモスクワ中心部で追悼集会を開いた。

一方、政権支持派の青年組織「ナーシ」は大統領の55歳の誕生日に当たる同日、約1万人を動員し祝賀行事を行った。警備のため2000人以上の警察官が配置され、モスクワは終日、物々しい空気に包まれた。

つづきを読む:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071007-00000212-yom-int


●露の女性記者射殺から1年 捜査ずさん、追悼行事も「弾圧」 [産経新聞 10/7]

・・・モスクワ中心部での反政権派による追悼集会の一つには600〜700人が参加。ラジオ報道によると、参加者らは機動隊が取り囲む広場に花束や生前の写真などを持ち寄り、「検閲に反対」「捜査の幕引きは許さない」などと訴えた。この日はパリやローマ、ニューヨークなどでも追悼行事が行われる。

つづきを読む:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071007-00000921-san-int

●記者殺害1年で追悼集会 ロシア [朝日新聞 10/8]

・・・人権団体モスクワヘルシンキグループのアレクセーエワ代表はロイター通信に「アンナは存命中から報道の自由だけでなく自由そのものを象徴する存在だった」と述べ、ロシアで自由が失われつつあることを警告した。

この日モスクワ市内では、冷たい雨が降る中、プーチン政権の初代首相から野党勢力に転じたカシヤノフ元首相らの呼びかけで開かれた追悼集会に約1千人が参加。ポリトコフスカヤさんの写真や「真実の代償は死だった」などのプラカードを掲げた。

■プーチン独裁政権の延命策

次は、林克明さんのチェチェン未来日記「プーチン独裁政権の延命策」を紹介します。

[チェチェン未来日記 10/8]
http://www.actiblog.com/hayashi/45566

ロシアの下院議員選挙が12月に行われる。独裁化を強めるプーチン政権の延命のため、あらゆる手段を尽くしているようだ。独裁を支える原点のひとつはチェチェン戦争だ。この戦争の推進と併行してロシアの独裁化・ファシズム化が進められてきたことに注意しなければならない。

●比例代表で7%条項

与党「統一ロシア」とその協力政党が有利になるように、今度の選挙は選挙区を廃止して比例代表制になる。それも議席を獲得するには得票率7%という高いバリアを設けた。これだと与党をはじめ大政党だけが議会に進出できる。

おそらく、現政権に明確に反対している政党で議会に残れるのは、ロシア共産党ぐらいしかないのではないか。民主改革派の当選は難しい。

そうでなくとも、州知事選挙がすでに廃止されて、知事は中央政府の任命で就任することにされた。地方自治は民主主義の教科書と言われるが、それとまったく反対のことをロシア権力はしているわけだ。

日本でも、地方自治体の首長や地方議会議員が、国政選挙のときに活躍する。地方自治体の状況が国政選挙に相当影響する。だから、これだけでも政権与党に有利になることに加え、7パーセント条項だ。

●首相就任で院政か

12月の下院選挙の後は、来年4月の大統領選挙が控えている。ロシアの憲法で大統領の三選はできない。プーチン大統領がそのまま続けることはできない。そこで、どのようにプーチン氏が権力維持するのか憶測が流れていた。

一期しりぞき、4年後に再び大統領選挙に出馬するというものだ。ただ、一度離れると権力をとりもどすのは難しい。その4年間に、政府関係の重要な役職につき影響力を保つ。上のAFPの報道によれば、首相就任を狙っているという。

考えてみれば、プーチン氏が首相に就任してすぐやったことは、第二次チェチェン戦争の開始である。当時はエリツィン大統領が病気であった事情もあるが、首相も権限がある。となると、チェチェンはもとより、現在はロシア全土に弾圧体制が拡大されている状況は、当分終わりそうにない。

チェチェン戦争による人権侵害を止めさせるには、ロシアの民主化しかない。いくらチェチェン側の情勢が変わろうとも、ロシアの支配層に問題解決の意志がないなら、いっこうに状況は改善されない。

チェチェン戦争は、チェチェンの問題ではなく、ロシアの問題だからだ。

■ポリトコフスカヤ書評、短歌など

ポリトコフスカヤの本から生まれた短歌が二首。書評は、日本とチェチェンを重ね合わせた林克明さんと、考えつくされた濃密な表現が心を衝く遠藤隆久さんのもの。情報はN社のみなさまからいただきました。ありがとうございます。

●二〇〇七年夏 [9/25 読売新聞 文化 こころのページ]

絶望を拒みてまなこ見開けり あんな ぽりとこふすかや こふ すかや (『ロシアン・ダイアリー』)

わめきつつ椅子に飛び跳ね笑ひわらふ体をよぢり背を引っ掻きて (チェチェン第一副首相兼治安部隊長ラムザン・カディーロフ)

(阿木津 英/歌人)

●不屈の魂 [9/20 信濃毎日新聞]

わたしはロシアの政情に詳しくはないが、次のような昭和15年初頭の土岐善麿の歌を連想した。 賢きは市に隠れてもの言はず憤ほろしもおろかにわれは 「嘘にまみれて生きるという習慣と、暖かな台所が奪われるまでは椅子から腰をあげようとはしない怠惰」、これがロシア人の正体だ、...そうアンナは吐息をつく。(阿木津 英/歌人)

●プーチン政権追及で「戦死」した記者の遺作 [2007.11月号 論座]

「テロとの戦い」を隠れ蓑に強行されているチェチェン戦争に絡む軍と治安機関の暴走は、ロシアの民主化を阻んでいる重要な要因であり、政権にとってもっとも知られたくない事実だ。...私は日本とロシアを比較しながら「宣戦布告文」を読み進めた。この間に日本では何が起きたのか。最高法規=憲法で明白に禁じられている自衛隊のイラク派兵と米軍支援。...自衛隊情報保全隊による国民の監視活動は強まり、当時の久間章生防衛相は、全国民が監視対象だという趣旨の答弁をした。全体主義に向かう様子は、まるでロシアではないか。このような日本国内のファシズムの予兆を見逃さず追及することで、著者がロシアで為そうとした仕事の重みが分かるのだ。(林克明/ジャーナリスト)

●政権の暗部追った記者の死 [9/30 熊本日々新聞]

...しかし、民主制の死には共犯者がいる。富裕層に立脚し、内部対立の絶えない民主勢力は前年末の下院選挙で議席をすべて失い、かつての人権派や反対派であった人々も次々と政権にすり寄った。ペレストロイカに始まった民主化は、こうして終焉を迎えつつある。...チェチェン紛争を解決できる大統領としてプーチンは現れたが、民衆の血は今も流されつづけている。...止むことのない暴力の連鎖が招く「偉大なる政治的鬱状態」に向き合う著者の深い絶望に心が痛む。資源大国として潤うこの国は、経営には無能なKGB出身の大統領と側近たちに徹底的に簒奪されようとしている。彼女は「厄介なのは、崩壊は間違いなくやってくるが、私たちが死ぬまでにはそれを拝めないことだ。ぜひともこの目で見届けたいのに」と書いた。「ロシアの憂鬱な冬」を書き続けた著者に、春を書く機会はついに訪れなかった。(遠藤隆久/熊本学園大教授)

次はベレゾフスキー関連のニュースです:

●英ロ対立の中心 ベレゾフスキー氏 ロシアの闇映す亡命者 [9/12 日経]

本人が「昔は親しい友人だった」と語るプーチン大統領との確執は、権力基盤固めに動いた大統領との権力闘争に端を発する。2003年に英国に政治亡命、リトビネンコ氏ら反体制派の中心としてプーチン政権への批判を強めたが、ロシア国内ではエリツィン時代に不正蓄財をしたユダヤ系新興財閥の象徴として忌み嫌われる。...過激な反プーチン発言はメディアを引き付ける。...こうした発言がプーチン政権にプラスに働いている面も少なくない。野党の背後にベレゾフスキー氏がいると印象づけることで、反政府勢力に対する弾圧の口実にできるからだ。「もうひとつのロシア」の指導者カスパロフ氏は、資金支援を強く否定している。

一方、ロシアの警察権力は、さらに強化に向かいます。

●露版FBI創設 強大な権限、「捜査委員会」始動 [9/8 産経]

ロシアで、現職判事を逮捕できるなど大きな権限が付与された「捜査委員会(SK)」が7日、始動した。総責任者には、プーチン大統領の友人が就任。汚職・犯罪大国という汚名を返上しようというのが狙いだが、その強大な権限に「SKはKGB(旧ソ連国家保安委員会)の役割を担うだろう」と、警察国家化を警戒する声も上がっている。...  しかし、強大な権限への懸念も強い。SKには、不逮捕特権を持つ上下両院議員や裁判所の判事への捜査、逮捕の権限が与えられた。裁判所の許可なしに弁護士への捜査開始も可能で、SKの権限は司法をも侵食する。事実上、同国最強の司法機関で、大統領周辺に警察権力が集中することになる。

つづきを読む:
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/070908/erp0709080214033-n1.htm

■イングーシの最新情勢を読む

チェチェンの西隣、これまで平穏だとされてきたイングーシ共和国が、徐々に騒然としてきました。この春から誘拐事件が続き、治安当局が強権的な態度に出始めたためです。背景がまだよくわかりませんが、関係する記事を紹介します。 (大富亮/チェチェンニュース)

イングーシの年 [9/14 RUSSIA PROFILE]
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20070919/1190180131

イングーシは「第二のチェチェン」になるか? [9/27 IWPR]
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20071001/1191229109

イングーシにおける紛争の根源を探る [10/4 Chechnya Weekly]
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20071001/1191229109



「イングーシの住民の多くは、兵士の増派が実際には情勢を悪化させることになったと確信している。彼らは、ロシア内務省が駐屯する前には、マルゴベク村で警官に対する本格的な襲撃事件が起こったことはなかったと主張している。これと同じことがナズラン地区でも起こった。正体不明の武装勢力が兵士の駐屯地と検問所を定期的に襲撃している」

そして、イングーシでの緊張は、ロシア議会選挙、大統領選挙に向けて、意図的に作り上げられているという観測も語られています。冬に向かい、チェチェン情勢は比較的静まっているようなのですが、イングーシで行なわれているのは、治安作戦なのか、挑発なのか・・・

■ミャンマー軍による長井健司さん殺害に抗議の声を!

最後に、ミャンマー軍による長井健司さん殺害に抗議する会からの署名と、ビルマの平和的な民主活動家に人道的支援をおくる「ビルマ緊急基金」からのお願いを紹介します(個人的には、長井さんや私たちが「日本人」であることに重点が置かれている抗議文には違和感を覚えてしまうのですが・・・)。

抗議文 [10/3 ミャンマー軍による長井健司さんの殺害に抗議する会]
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/25e945fa1523e3954660c92b2371d965



ちなみに、国際自由労連(ICFTU)のサイトによると、ビルマ軍事政権と提携している日本企業の一覧はこちら。

http://scdb.org/co.html

リストの中には、みずほコーポレート銀行と三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行があるので、日本で普通に生活しているだけでも、ビルマにおける強制労働や児童労働、児童を含む軍への強制徴兵、労働組合活動の弾圧に、無関係ではないと思います。(邦枝)

ビルマ緊急基金への寄付はこちら:

支援金振込先:
郵便振替:00930−0−146926 BRC−J
りそな銀行 金剛支店(普通)6553928 日本ビルマ救援センター

くわしく読む:
http://www.burmainfo.org/brcj/index.html#ef2007

■イベント情報

● 10/13 札幌, さいたま:『踊れ、グローズヌイ!』上映会
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1041

チェチェン関連映画『踊れ、グローズヌイ!』
ぼくたちは「テロリスト」じゃない。世界に伝えるため、子どもたちは踊る

● 10/27 福岡:日本国際政治学会2007年度研究大会「チェチェン革命とドゥダーエフ体制」

第一次チェチェン戦争前夜、グローズヌイで「革命」が起こっていた・・・
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jair/kenkyutaikai/2007/

● 10/29-30 BS世界のドキュメンタリー:『チェチェン紛争 子どもたちの情景』

チェチェン紛争がロシアとチェチェン双方の子供たちに残した深い憎しみと悲しみを3つのシーンで描く
http://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/

● 11/4 茅ヶ崎:『踊れ、グローズヌイ!』上映会
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1041

● 10/13 港:シンポジウム:紛争下の暴力に取り組むために 国際刑事裁判所が目指す「裁き」とは

10月、国際刑事裁判所へ日本が加入。紛争をくい止めるため、専門家、NGO、ジャーナリストが熱く語る
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20071003/1191427773

● 10/13-16 世田谷:マルシャーク生誕120周年『森は生きている』

1954年の俳優座の日本初演で爆発的人気を呼んだ『森は生きている』。 あの感動が帰ってくる
http://www.artsisland.com/mori/mori.html

● 10/14 文京:『在日朝鮮人「慰安婦」宋神道のたたかい「オレの心は負けてない」』上映会

日本軍の「慰安婦」を強制された宋神道さんが、日本政府を相手に10年の裁判をたたかった過程を描くドキュメンタリー
http://blog.goo.ne.jp/hainan-net/d/20071008

● 10/14 世田谷:チェルノブイリの子どもたち

チェルノブイリ障害者支援の報告会と、カーチャ・グジーさんのミニコンサート
http://homepage2.nifty.com/chernobyl_children/

● 10/19 柏:アイヌ民族 ア ライブ

関東在住の若者グループ、AINU REBELSによるオリジナルの舞踊と歌
http://www.ainupride.com/ainurebels/

● 10/19 中野:パレスチナ1948-2007

混迷を続けるパレスチナ情勢を、古居みずえさん、広河隆一さん、板垣雄三さんが語る
http://news.ghada.jp/?eid=535447

● 10/20 府中:かむい語り2007 @カフェスロー

さあ炉を囲んで話をしよう、ユカラを謡おう、ムックリを鳴らそう
http://homepage2.nifty.com/at_port/news.htm

● 10/20 文京:「ミーダーン パレスチナ・対話のための広場」発足一周年イベント

「パレスチナ・占領40年と抵抗のかたち」 写真展+上映+シンポジウム
http://midan.exblog.jp/7131657/

● 10/21 京都:「報道されないガザの素顔 〜パレスチナの子どもたちと4年半〜」

イスラエル占領下で孤立するガザで生活する人々の「本当」の姿は?寺畑由美さんのパレスチナ報告会
http://www.onweb.to/palestine/sabo/yumi1021.html

● 10/22 千代田:『洞爺湖サミット』を問う-アイヌ民族の権利と現状

サミットにアイヌ文化が利用されようとしている
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20070928/1190974960

● 10/27 千代田:シンポジウム 強まる外国人管理体制-「テロ対策」と日本版US-VISIT

入国・再入国のたびに、指紋と顔情報の提供の義務づけ。 外国人管理/差別はどこまで強まるのか?
http://tochoho.jca.apc.org/evx/event20071027.html

● 11/2 大田:李政美 養源寺コンサート-ありのままの私-

日韓にファンを広げる在日コリアン二世の歌姫
http://leejeongmi.com/11.2.jpg

● 12/1 文京:「終焉に向かう原子力」(第5回)

浜岡原発と六ヶ所再処理工場の本格操業の停止を
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20071010/1191973811

■映画/写真展など

● 7/21- 各地: 映画『夕凪の街 桜の国』

生きとってくれてありがとう−ふたつの時代の女性を通して描くヒロシマ
http://www.yunagi-sakura.jp/

● 7/21- 各地: 映画『TOKKO-特攻』

生きたかったよ、死にたくはなかったよ―日米のまなざしが描くカミカゼ
http://www.cqn.co.jp/tokko/

● 10/20-11/6 世田谷:燐光群公演『ワールド・トレード・センター』

知るのは、あなただけでいい。決して報道されなかった、あの日の出来事
http://www.alles.or.jp/%7Erinkogun/wtc.html

● 10/5-11/4 川崎:しんゆり映画祭

やっぱり映画! コミュニティの可能性が広がる元気な映画祭
http://www.siff.jp/siff2007/


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▼ 編集人:邦枝律 発行人:大富亮