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(最近の号はhttp://chechennews.org/chn/index.htm)
今年最後のチェチェンニュースをお届けします。みなさんは年末年始はどのようにお過ごしでしょうか?今回のニュースでは、アムネスティの最新報告書「北コーカサス:危機にさらされる人権活動家」の和訳を紹介しつつ、冬休みにお勧めの映画、書籍、イベント情報をまとめてお送りします。
「北コーカサス:危機にさらされる人権活動家」では、チェチェンなど北コーカサスでの人権侵害と戦っている活動家やジャーナリスト、弁護士が、その活動ゆえに、暗殺や拷問、強制失踪の犠牲になっているロシアの今が生々しく報告されています。チェチェンでの人権侵害については、アムネスティが「引き裂かれた家族」というハガキ付きのリーフレットを無料(送料実費のみ負担)で配布しているので、よろしければプーチン大統領宛てに抗議のエアメールをお願いします。
お申し込みはこちらから:(希望部数と住所、氏名を書いてお送りください)
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-2 共同(新錦町)ビル4F
E-mail: stoptorture@amnesty.or.jp
なかなかじっくり紹介する余裕がないのですが、林克明さんの「プーチン政権の闇」と「トヨタの闇」は必読です。ぜひこの機会にご購読ください。
それでは、みなさまよいお年をお迎えください。
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昨年の晩秋の2週間、戦争下のチェチェンで民間の戦場医師として、敵味方を区別することなく多くの人命を救った体験を著書「誓い」に綴ったハッサン・バイエフ医師が初来日を果たし、各地で感動的な講演をされました。多くの方々が、バイエフ医師に関心を寄せ、共にチェチェンの人びと、とりわけ未来を担う子どもたちが辛酸を嘗めさせられている現状に心を痛めて下さったことに対して、招聘を組織した「ハッサン・バイエフを呼ぶ会」は、心からお礼を申し上げます。
それから1年あまり、バイエフ医師は、2回にわたり故郷のチェチェンに入って、荒廃した医療環境をどう立て直すか、自分自身が10年近いブランクを克服して、医療現場に復帰できるかを真剣に検討してきました。チェチェンでは因果関係は解明されていませんが、小児の先天奇形が頻発しており、今秋の訪問では、バイエフ医師も数件の手術を行っています。
ハッサン・バイエフ医師は昨年の訪日の際、日本の先進的な形成外科医術の知見を深め、医師免許の関係で、患者に触れることはできなくても、実地に学びたいと強く希望されました。この希望を実現しようと多くの方がたが、様々な可能性を、バイエフ医師の滞日中から探って下さいました。しかしこれまで、なかなか具体的な段階まで進めることは出来ませんでした。そんな中、千葉大学病院和漢診療科の橋本すみれさんが、根気強く努力して下さり、埼玉医科大学総合医療センター形成外科、三鍋俊春先生が、2008年2-3月の2ヶ月間、受け入れて下さることになりました。また、この滞在期間中に、レーザー医療の世界的権威である大城俊夫先生のクリニックでも学べるよう短期の受け入れをお願いしています。
今回の招聘は、「研修」が中心となりますが、週末土日を中心に、バイエフ医師は、講演活動も積極的に行って、チェチェンの現状を報告し、多くの人びとと交流することに意欲を燃やしております。つきましては、バイエフ医師招聘の費用捻出に、おおくの皆さまの暖かいご支援をお寄せ下さいますよう、お願いいたします。
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こんばんは、チェチェンニュースです。今回の内容を短くお伝えします。最初の記事では、23日に開かれたリトビネンコ追悼集会の模様をお伝えします。厳しい現実を語りながらも、どこか飄々とした中澤孝之先生のトークでした。
イベント情報では、東京と広島で開催される、パレスチナの活動家ファトヒ・クディラートさんの情報など、今回も盛りだくさんにお送りします。ぜひご参加ください。
12月3日はロシア下院選ということで、野党勢力「もう一つのロシア」の動きが注目されますが、もちろん選挙前から政権側の弾圧が続き、代表者のチェス元世界王者、カスパロフ氏の逮捕などが続いています。普段ぼーっとしていて、この件は何も追えていなかったのですが、チェチェン支援のこれからを考える上で、ロシアの民主派勢力への応援は大切な課題になってきそうな気がします。ああもう自分ッ!
超意外な展開ですが、カスパロフのビジネス指南書がNHK出版から刊行されました。チェスは人生にどう「使えるか」を熱く語る一冊。政治への取り組みを語るエピローグつきで、とってもお買い得です。しかしなんともタイムリー。
最後に、メディアに関わっている人々の、地道な取り組みを紹介します。毎日新聞労組と市民団体が、「第21回毎日新聞社編集綱領制定記念のつどい」を、12月3日、竹橋の毎日新聞社で開きます。チェチェンは直接のテーマではありませんが、私自身も、「送り手と受け手の双方向性」というものを、いつも意識しながらチェチェンニュースに関わっています。よろしければご参加ください。
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みなさんこんばんは。チェチェンニュースです。明後日の23日(金)は、ロンドンで暗殺された元FSB将校、アレクサンドル・リトビネンコ氏の一周忌です。東京では、チェチェン連絡会議主催の「追悼集会」が開かれます。ぜひご参加ください。
何号か前でお知らせした、チェチェンの独裁者ラムザン・カディロフが、首都グロズヌイに各国のメディアを招待した件を、もう少し詳しく考えてみました。藤沢和泉さんの論考です。カディロフ側から発信される情報は本当にしょうもないのに、なぜ私たちにとって有意義な報道に感じられるのでしょうか。面白いメディア分析だと思います。「[カディロフ日本メディアを招待]少し詳しく」をお読みください。
グッドニュースは、ロシア政府が、またチェチェン人への虐待で訴えられ、欧州人権裁判所で敗訴しました。こういうことの積み重ねが、チェチェンでの事態を押しとどめる力になると思います。
さて、チェチェンニュースでは、チェチェンの難民問題を入り口に、他地域の難民や、日本に来ている外国人への差別問題にも関心を持っています。前回お知らせした、日本に訪れた外国人に対する指紋押捺(日本版US-VISIT)について、新しいニュースがありましたので、これはブログの方でお知らせします。
「入国外国人 きょうから指紋採取」という記事で、東京新聞が積極的にフォローしていますので、ぜひ購読していただきたいのですが、日本に入国する外国人のほぼ全てが、強制的に指紋を押捺させられるという、入国管理制度が20日に始まりました。外国人であるというだけで、犯罪者や、テロリストの予備軍扱いしているといっていいと思います。
私個人の問題意識としては、まず、ロシアによる「対テロ戦争」であるチェチェン戦争に疑問があります。そして、アメリカ・イギリス・日本が実行しているところのイラク戦争・占領もまた、まったく対テロの戦いではないと思うのです。しかしそれを続けるためには、とりわけ日本政府にとっては、どこかに「テロリスト」がいなくてはならない。ではどこに?
「外国人」にそれを求めれば当面、いいわけです。そこに、治安関係の設備を売り込みたい日米の業者が利益を求めて、政府と業界の利益が一致しています。外国人への障壁をできるだけ高くして権限を確保したい法務省が推進役というところでしょうか。いずれにしても、日本国籍を持っている人のほとんどは、あなたもわたしも、「外国人」がどんなに屈辱的な目に遭っても、あまり関心はありません。
しかし、今、動き出してしまったこの制度に反対の声を上げて、政治を動かさなければ、管理社会の次のステップは、私たちをターゲットにします。その時では遅いでしょう。
生体情報をチップに埋め込んだパスポートも使われ始めており、「海外で取られた生体情報が相互に流用される一大国際監視ネットワークが構築」されようとしています。本当は、もっと早く反対の声を上げるべきだったのですが、今からでも、中止をうったえましょう。イベント情報があり次第、お知らせします。
入国外国人 きょうから指紋採取(東京新聞)
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20071121/1195609372
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チェチェンの独裁者、ラムザン・カディロフが、日本のメディアを首都グロズヌイに招待しました。今回のチェチェンニュースでは、まず各紙に掲載された記事の速報から、チェチェン「復興」の裏側を見ていきたいと思います。
次は、「プーチン政権は2020年まで続く?」という不吉な分析をフォローします。熱狂的なプーチン人気の舞台裏を描いた「徒然記者ブログ」も要チェックです。10月末にロシア南部のトリヤティでバスが爆破された事件も紹介します。また、いつもと少し趣向を変えて、チェチェン人歌手マッカ・サガイポワの歌をお届けします。YouTubeで動画を楽しめるので、よろしければぜひ。
難民関連の嬉しいニュースもあります。先日のイベント情報で皆さんに署名のお願いをしたティン・ナインさん一家に、本日1年間の在留特別許可が下りました。最近のビルマ(ミャンマー)情勢を考えれば当然のことかもしれませんが、こうした動きが今後広がっていけば日本の難民行政も変わっていくと思います。
最後は、国会で審議中の「労働契約法」というかなり危険な法案について紹介します。各種イベントにもどうぞご参加ください。
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今日、10月26日は、モスクワ劇場占拠事件の強行突入の日−199人もの人々がロシア特殊部隊 が使用した毒ガスによって殺害された日から5年目です。この事件で初めてチェチェンの存在を 知った方も多いのではないでしょうか。最近のモスクワタイムスに、ガスの種類が判明したとい う記事が載りました。しかしその報道と抱き合わせの結論は、「血の海にならなかったからよい」 という、ちょっと信じられない展開でした。
あれだけの人々が死んでいるのに、まだロシア政府のやり方が擁護されるのは驚きというほか ありません。ところで、あの突入が正しかったとするロシア政府の立場、あるいはその擁護論に は、ある危うい前提が欠かせません。今回のチェチェンニュースでは、この点についての考察を お届けします。
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沖縄国際大学に米軍海兵隊のヘリコプターが墜落した事件を覚えていますか?沖縄の米軍ヘリ墜落事件が起こったのは、2004年8月13日。その翌月には、北オセチアのベスランで学校占拠人質事件が発生し、ロシア特殊部隊の突入によって330人以上が殺害されました。今回のチェチェンニュースでは、記憶と忘却をめぐる藤沢和泉さんの文章を最初にお送りします。
次に、インドで平和大行進を実践されている寺沢潤世上人からの手紙をご紹介します。続いて、アンナ・ポリトコフスカヤの関連記事と、ロシアで始まった新しい官製キャンペーンについての情報を。最後の二つは、日本の難民行政(ビルマ、クルド)に関する記事の紹介です。『踊れ、グローズヌイ!』上映会も全国で行なわれています。ぜひチェックをお願いします。
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今回のチェチェンニュースは、アンナ・ポリトコフスカヤ特集を中心に、ロシア、イングーシ、ビルマ(ミャンマー)に関する記事をお送りします。その中でも今回とりわけお勧めなのが、「萎縮するロシア・メディア」という東京新聞・稲熊均さんの記事。ニュースの最初に紹介します。
クルド人難民ムスタファ・チョラクさん一家の在留特別許可を求める署名についても、この場で紹介します。日本で生まれ育った幼い子どもたちと、国籍の異なる両親が、ムスタファさんの強制送還によって引き離されてしまわないよう、ぜひご協力をお願いします。
[編む夢日記 10/3]
http://d.hatena.ne.jp/amm/20071003
いつも最後に紹介していますが、イベント情報も充実してきたので、よろしければご参加ください。明日にはさっそく、札幌とさいたまで「踊れ、グローズヌイ!」の上映会があります。
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今回のチェチェンニュースは、先日、文京区で開催したアンナ・ポリトコフスカヤ追悼集会の報告記事をお送りします。JANJANの記事を転載させていただきました。
後半に、ビルマ大使館への抗議行動の参加呼びかけを掲載します。昨日私も行って来たのですが、日本人少ない! これは恥ずかしい。日曜にはデモもあるので、ぜひご参加ください。遠くて、あるいは忙しくて参加できない方は、ファックス抗議文にご協力ください。( http://chechennews.org/dl/20070928burma.pdf )
もう今日ですが、29日は町田で、「踊れ、グローズヌイ!」の上映があり、私も解説します。まだご覧になっていない方は、ぜひこの機会に。
林克明さんの新しい著書、『プーチン政権の闇〜チェチェン戦争・独裁・要人暗殺』、好評発売中です。
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最後になりますが、これまで地道に活動をされてきた在日ビルマ人の方々や、支援団体の方々に敬意を表します。
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今回お届けする情報は、8月以来新聞などで皆さんご覧になっているかもしれません、アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺事件の、犯人逮捕の報道についての考察です。まだまだ事態は進行中ですので、中間的なものなのですが、そして結構くよくよ考えたあとがあるのですが、他では読めない文章ではあると思います。ご一読ください。
<<そして重要なお知らせ!>>
林克明さんの新しい著書、『プーチン政権の闇〜チェチェン戦争・独裁・要人暗殺』が、高文研よりついに今日発売されました! 必読です。しかもお買い得な1,200円(税別)。くわしくは、下記をご覧下さい:
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毎日猛暑が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょう。家での仕事がたまっているので、クーラー嫌いの私はとにかく耐えて進めています。でも、本当に地球温暖化のことがひしひしと心配になってくるこのごろです。
チェチェン関係の動きとしては、モスクワ―サンクト間の列車爆破事件が騒がれそうになりましたが、その後ぱたりと報道が途絶え、なんだったのかなあと思います。記事の「ノブゴロド州列車事故について」で多少フォローしました。
それから、アムネスティ・インターナショナルが、最新報告書「ロシア連邦-チェチェンにおける強制失踪と正義の実現」の日本語版をリリースしました。ラムザン・カディロフ支配下のチェチェンで今、何が起こっているのか。チェチェンでの人権状況を伝えたり、話す機会のある人には必読のテキストと思います。(メール版のみ)末尾に全文を貼り付けます。
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今回のチェチェンニュースでは、アンナ・ポリトコフスカヤの遺作「ロシアン・ダイアリー」の書評を中心に、日本でも最も古くからのチェチェン支援者の一人である、DEN(能と狂言の雑誌)発行人の渡辺紀子さんの訃報、そして最近のロシア・チェチェン関連報道をまとめてお伝えします。
そして、「ロシアン・ダイアリー」の内容に関連して、皆さんにお願いがあります。今、政府がインターネットの利用に規制をかける法律を作ろうとしています。そこで、よろしければ、ネット規制に反対する意見(パブリック・コメント)を一緒に送っていただけないでしょうか?チェチェンニュースにとっても、皆さんの多くにとっても、決して他人事ではない話題だと思います。どうかよろしくお願いします。
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チェチェンニュースをお届けします。今回は、チェチェンと同じく独立の機 運のあった、タタールスタンとロシアの、権限分割条約案をめぐってのやりとり と、それがチェチェンに与える影響について、今西昌幸さんに解説していただきま した。
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日本のメディアは、どうチェチェン問題に関わることができるのでしょうか。あるいは、すでにどのように関わっているのでしょうか。愛知立てこもり事件にすら登場する「チェチェン」の扱いについて、メディア問題を専攻している藤沢さんの考察を掲載します。ほかにロシアの人権団体「メモリアル」による声明文など。
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チェチェン戦争の直接的当事者ではない自分がチェチェンニュースを書くとはどういうことだろう?私たちはチェチェンを語ることによって戦争の当事者になれるのか?語らないことによって非当事者でいることができるのか?そんな文章を、ややとりとめなくお送りします。
6月18日まで、東京・新宿で、硬派フォトジャーナリズム誌「DAYS JAPAN」の写真展が開催されています。学校や仕事の帰りにも、休日にも、ぜひお立ち寄りください。
どうしてチェチェンニュースは、チェチェン以外のことを書くのか? 教育基本法、改憲国民投票法、そして共謀罪。安倍内閣がめざす「美しい国」は、クーデターによって打ち立てられようとしているのか? 自民党極右の陰謀とは? 日本が危ない! (世界も。写真はイメージ)
北オセチアのベスラン学校占拠人質事件に関して、過失罪で訴追されていた警察高官が恩赦・釈放される見込みになりました。このままでは、「対テロリスト作戦」中に数百人もの子どもたちや一般市民を死傷させた責任者が、一切の法的責任も問われないまま、事件が収束されることにもなりかねません。ロシア大使館への抗議の葉書とファックスを用意しましたので、よろしければご協力ください。
難民支援基金についてのお願いもあります。チェチェン人難民を法律的に支援し、チェチェンと日本の関係を市民の手でつなげていくために、ぜひ皆様のご協力をお願いいたします。
難民支援基金のお願いはこちら: http://chechennews.org/chn/0713.htm#070518
4月23日、ロシアのエリツィン前大統領が死去しました。今回のニュースは、エリツィン死去とチェチェン戦争をめぐる日本の報道を分析する記事を中心にお伝えします。
明日の憲法記念日には東京・日比谷で憲法集会とパレードが、翌日4日には東京・小岩のメイシネマ祭で「踊れ、グローズヌイ!」の上映会があります。メイシネマ祭では5日に「ひめゆり」の特別上映もあります。よろしければ、各種イベントにどうぞご参加ください。
4月14日と15日、ロシアのモスクワとサンクトペテルブルクで、大規模な反プーチン政権デモが行われました。街頭行動によってプーチン政権にNOを突きつけようとした数千人の市民に対して、ロシア当局はそれを上回る数の治安部隊を出動させ、剥き出しの暴力によってデモを叩き潰しました。今回のニュースでは、映像や写真を交えて「もう一つのロシア」のデモの様子などをお伝えします。
何度かお知らせしてきましたが、明日25日(水)には、東京・御茶ノ水で、「踊れ、グローズヌイ!」の上映会があります。ご都合のつく方はぜひご参加ください。
昨夜から都知事選の結果に腐っていましたが、気を取り直して、プーチン宛ての葉書とファックスを作ってみました。R・カディロフを野放しにするな、チェチェン戦争を終わらせろ、という内容です。よろしければそのままプリントアウトしてご利用ください。
いつか必ずカディロフやプーチンに歴史の審判が下されるのだとしても、いま試されているのは、私たち自身がどのような選択をするかということだと思います。
アムネスティ・インターナショナルが、チェチェンでの拷問や虐待、失踪に関して、ロシア政府の責任を厳しく批判する国際ニュースを発表しました。今回はこのニュースからお伝えします。
31日に開かれるイベントの紹介や、沖縄・辺野古関連の緊急署名のお願いなどもあります。かなり雑多な内容になっていますが、どうぞよろしくお願いします。
今回のチェチェンニュースでは、林克明さんのチェチェン未来日記から、「私には、自分の思いを人に伝える勇気がある」という記事をお送りします。タイトルとなっている台詞の発言者は、チェチェン人ジャーナリスト、タイーサ・イサーエヴァ。軍事占領下のチェチェンでは、とてつもなく重みのある言葉だと思います。チェチェンと日本での憲法「改正」についての動きも合わせて紹介します。
また、本日からクルド難民関連の展示会が始まります。ブックレットを始め、切手やバッジなどのグッズも販売しています。神保町界隈までいらした際にはどうぞお気軽にお立ち寄りください。
きょう、3月8日は、チェチェン共和国のアスラン・マスハードフ大統領(独立派)が、ロシア軍特殊部隊によって暗殺された日です。ついさきほど、知人からのメールをもらって思い出しました。
私は彼と会ったことはないのですが、彼が、チェチェンとロシアの平和のための、残された希望だったとは言えると思います。チェチェンの人々に民主的に選挙され、ロシアとの和平交渉を常に訴えてきたにも関わらず、(いや、だからこそ?)ロシア軍に殺されたこの人物のことを、忘れたくないと思っています。
2月24日(土)夜、東京・春日で、国際チェチェンデー集会 「相次ぐ暗殺事件とチェチェンの今」を開催しました。比較的小さな会場だったのですが、40人ほどの方が参加され、昨年11月に暗殺されたFSBの元大佐、リトビネンコへの生前のインタビュー映像や、ジャーナリストの方々のパネルディスカッション、活発な質疑応答がありました。簡単ですが報告します。
2月24日(土)夜、東京・春日で、国際チェチェンデー集会 「相次ぐ暗殺事件とチェチェンの今」を開催します。昨年11月に暗殺されたFSBの元大佐、リトビネンコへの生前のインタビュー映像などを交えて、言論の自由の抑圧やNGO活動の規制が進むロシアの今を考える集会です。チェチェン民族の半数近くが死亡した強制移住の歴史についてのトークもあります。ぜひお誘い合わせの上、お越しください。
チェチェン最悪の人物といっても過言ではない、ロシア連邦英雄章受賞者のラムザン・カディロフが、チェチェン親ロシア派政府の大統領代行に指名されました。現在のアルハノフ大統領は、ロシア連邦司法省の副大臣になるとのこと。 「カディロフツィ」と呼ばれるマフィア集団を率いるカディロフが大統領になるのは時間の問題で、チェチェンの混迷はまだ続きそうです。
チェチェン共和国以外のロシア連邦で暮らしているチェチェン人は現在どのような状況に置かれているのでしょうか?チェチェン共和国以外の出身でチェチェンにいた期間もごく短いチェチェン人が、チェチェンで拷問を受け、欧州人権裁判所に訴え出て勝訴寸前まで行ったところでシベリア当局に不当逮捕されてしまった事件を紹介します。記事の書き手はアンナ・ポリトコフスカヤ。
2月24日(土)夜、都内で、チェチェン人強制移住の歴史と、ロシアで相次ぐ暗殺事件を考える集会を企画しています。ぜひご参加ください(詳細は後日お知らせします)。
「東京の教育を破壊してきた石原知事の三選NO! 」緊急署名にもよろしければご協力をお願いします。
ロシア連邦最高裁判所が、チェチェン戦争の平和的解決を求める国内NGOの閉鎖を支持する判決を下しました。ロシアでは、司法が率先して市民社会の言論を統制し、人権を抑圧するような状況が一段と進んできています。
そうしたロシアの内情を国際社会に告発し、暗殺されてしまったリトビネンコの事件の捜査も、新たな局面を迎えたようです。公式発表はまだですが、英捜査当局は元KGB将校アンドレイ・ルゴボイを実行犯と特定しました。ルゴボイの身柄引き渡しをロシア政府に求める英国と、逆にベレゾフスキーやザカーエフの送還を要求するロシア政府との間で、対立が表面化しています。
今回のニュースは、ロシア・チェチェン友好協会をめぐるロシアと国際社会の動きと、リトビネンコ事件の捜査状況を中心にお伝えします。
欧州人権裁判所が、ロシア軍による人権侵害についてまたもやロシアに賠償命令を出しました。チェチェンは、2006年の最も報じられなかった人道的危機のひとつに選ばれるなど、依然として出口の見えない危機にとらわれています。
1月27日には『踊れ、グローズヌイ!』がアムネスティ・フィルム・フェスティバルで上映されます。破壊された瓦礫の下で必死に踊り続けるチェチェンの子どもたちの姿を通じて、チェチェン戦争の実態を映し出した秀逸なドキュメンタリーです。ぜひお誘い合わせの上、ご来場ください。
今回のニュースでは、国内の人権問題として、朝鮮学校卒業生の大学受験資格が拒否された事件も紹介します。こちらも併せてお読みください。
今年最初のチェチェンニュースは、昨年末に取り上げたチェチェンで今も続く人権侵害への反対キャンペーンを中心にお届けします。キャンペーンはアムネスティが呼びかけたもので、世界中で一斉に抗議行動が行われています。日本からもぜひ声を上げていきましょう。
それから、ずいぶん間があいてしまいましたが、11月28日のハッサン・バイエフ東京講演「戦場の医師ハッサン・バイエフ来日講演 -チェチェンの現在(いま)を語る-」で参加者の方々からいただいていた質問用紙を書き起こしました。今後なるべくフィードバックができればと思います。
それでは今年もよろしくお願いします。
国際人権NGO、ヒューマン・ライツ・ウォッチが、チェチェンで現在行われている拷問と違法な拘留に関する調査結果をまとめて、「チェチェン共和国:はびこる拷問」という報告書を11月に発表しました。2004年7月から2006年9月までに拷問を受けた被害者115名に対するインタビューを通じて作成された報告書から、チェチェンにおける人権侵害の最新情報を紹介します。
1月に東京 で開催されるアムネスティ・フィルム・フェスティバルで、チェチェン戦争を扱った映画『踊れ、グローズヌイ!』が上映されることになりました。この作品は、2003年のシカゴ国際ドキュメンタリー映画際でのグランプリを始め、多くの賞を受賞していますが、日本での一般公開は今回が初めて。ぜひお誘い合わせの上、会場に足をお運びください。
腹立たしいことが続いていて、何から書いたらよいかわからないくらいなのだけれど、とりあえずリトビネンコのことから書こう。ロシアの元情報機関員が死んだからってなにさ、チェチェンでは20万人も殺されているんだからなどと毒づいても始まらない。この人にはこの人の役割があったのだ。
最初に、リトビネンコその人について。FSBの元大佐(中佐とも)で、2000年に、プーチン大統領の政敵だった新興財閥のボリス・ベレゾフスキー氏に対するFSBの暗殺計画を記者会見で暴露し、ロンドンに亡命。第二次チェチェン戦争のきっかけの一つとなった1999年のモスクワアパート連続爆破事件や、2004年の北オセチア・ベスラン学校占拠事件などに関しても、「テロはロシア政府の自作自演」と証言し、ロシア政府から目の敵にされてきた人物だ。
そのリトビネンコが11月1日に、アンナ・ポリトコフスカヤ記者の殺害に関与した人物のリストを受け取った直後に体調を崩し、翌日2日に入院。17日、容態が急速に悪化し、23日夜に死亡した。以来世界中の報道機関が、このミステリーを躍起になって報道している。(大富亮/チェチェンニュース)
11月28日、東京・渋谷で、「戦場の医師ハッサン・バイエフ来日講演 -チェチェンの現在(いま)を語る-」を開催しました。2週間にわたって行われた全国スピーキング・ツアー最後の東京講演には、300名を超える人が集まり、会場の階段や二階席の通路が参加者で埋め尽くされるほどでした。少し遅くなってしまいましたが、今回のニュースで当日の様子を報告します。
これで7月から一時延期になっていたバイエフ氏の来日講演は、すべて無事に終了しました。招聘を支えてくださった多くの方々に、この場を借りて感謝をお伝えします。
もうひとつお知らせを。先日、アンドレイ・バビーツキ記者の講演録、「終わりなきチェチェン戦争、強権化するロシア社会」を刊行しました。チェチェンで徹底的な現地取材を続けるバビーツキ記者による報道は、アンナ・ポリトコフスカヤ記者の暗殺後、いっそう貴重なものになっていると思います。ぜひこの機会にお買い求めください。
11月16日に始まったハッサン・バイエフ来日講演ツアーは、水戸、横浜、札幌、長崎、広島、京都、弘前での集会が無事に終わり、残すは東京でのイベントのみとなりました。28日には「戦場の医師ハッサン・バイエフ来日講演 -チェチェンの現在(いま)を語る-」、29日には「バイエフ医師報告会&送別会−日本縦断講演を終えて−」が開催されます。どうぞご参加ください。
話は変わって、11月23日夜、ロンドンに亡命中のFSB(連邦保安局)元中佐、アレクサンドル・リトビネンコ氏が変死を遂げました。リトビネンコ氏は、チェチェン戦争に反対し、プーチン政権の批判を続けてきた人物です。彼の体内からは特殊な放射性物質が検出されており、25日付タイムズ紙は「動機、手段、機会のすべてがFSBの関与を物語っている」と指摘しています。今回のニュースで、事件の概要をお伝えします。
11月16日、戦場のチェチェン人医師、ハッサン・バイエフ氏が来日しました。すでに水戸、横浜、札幌で講演が開催され、各地で多くの人が来場してくれています。特に横浜では当初の定員30名を大幅に上回る120名以上が参加するという盛況ぶり。チェチェンに対して無関心でいたくないという日本の市民の存在は、バイエフ氏を始めチェチェンの人々にとって、おそらく私たちが考えている以上に特別な意味を持っているのではないかと思います。
今回のニュースでは、来日当日の記者会見の様子と、18日の講道館での柔道稽古のもようをご紹介します。招聘期間も残り一週間あまりとなりました。よろしければお知り合いの方にもイベント情報の転送などをお願いいたします。
いよいよ今週からハッサン・バイエフ氏の全国スピーキングツアーが始まります。チェチェン人が語るチェチェン戦争と平和への可能性を、一人でも多くの人たちに広めていけたらと思います。ご都合のつく方は、ぜひ各種イベントにご参加ください。
先日、日本のチェチェン関係者がノーヴァヤ・ガゼータを訪問し、アンナ・ポリトコフスカヤさんの遺族にあてた見舞金、104,751円を届けることができました。ご協力くださった皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。
教育基本法の強行採決を阻止するためのアクションにも、どうか引き続きご協力をお願い致します。
7月から延期になっていたハッサン・バイエフ氏の来日予定が決定しました。いまのところ無事に招聘手続きが進み、11月16日から30日まで、東京、水戸、横浜、札幌、長崎、広島、京都、弘前で講演が行われることになっています。ぜひ各地でのイベントにご参加ください。
先日のアンナ・ポリトコフスカヤ追悼集会で林さんと稲垣さんがお話していたロシアでの言論統制について、その後の動きをいくつかフォローしました。最初に、NGO規制法成立後のロシアで市民活動や報道の自由が抑圧されている現状について、次に、アンナの暗殺を肯定ないし黙認するようなロシア世論、最後に、ロシア軍の腐敗と、チェチェン人強制収容所を取材したアンナの記事についてです。もちろん抑圧があれば抵抗も生まれてきますから、ロシアの良識的な人々と連帯していくためにも、そういった動きも今後お伝えしたいと思います。(邦枝律/チェチェンニュース)
10月12日、東京・文京区で、ロシアで死亡したジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤさんの追悼集会を開催しました。今回はそのときの模様を紹介します。また、当日の市民声明、集会の資料、弔辞をお送りします。
アンナの追悼のために、もっと落ち着いて情報を集めて、読んでいただきたいとは思うのですが、状況がそれを許してくれないようです。日本の国会では、共謀罪がふたたび強行採決されようとしていて、私たちも警報を鳴らさなければなりません。ロシアでアンナが殺されたことは、言論の自由がすでにないことを象徴してあまりあります。でも、日本もこれからはそう変わらないのではないでしょうか?
そこで、、、またもや長いニュースになってしまうのですが、アンナに関する記事を前半に、そのあと、共謀罪の議事状況についての、海渡雄一弁護士の情勢分析を転載します。最後のURLをクリックすると、衆院法務委員会の最新メンバーリストが出てきます。与党側の人々へ、ファックスか電話で要望をしてください。与党側委員のほとんども、共謀罪法案にはかなり迷いがある、という情報があります。声高ではない反対意見が必要なときかもしれません。(大富亮/チェチェンニュース)
何がアンナ・ポリトコフスカヤを殺したのか?
陰謀の結果、彼女は命を落とした。そういう言い方は嫌なのだが、資金と政治権力を背景に地下で作られた暗殺が、私くらいの人間に見通せたらそれは陰謀とはいえないけれど、陰謀は彼女の遺体がエレベーターを血の海にしているのが発見された時に、確かに地上に現れた。もう変えることのできない事実として。
INDEX
アンナ・ポリトコフスカヤが暗殺された!
チェチェン戦争を追ってきたロシア人のジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤが、きのう7日、モスクワで暗殺されました。自宅の集合住宅のエレベーターで銃殺された遺体が発見されたそうです。10月7日はプーチン大統領の誕生日でもあります。なんて悪趣味なプレゼントでしょうか。今回は共同通信のニュースへのリンク、林克明さんによるインタビュー、それから、BBCの第一報をこのメールでお送りします。
この知らせが何かの間違いでありますように。(大富亮)
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「ヨーロッパ最悪の場所」という写真展が10月からニューヨークで開催されます。ヨーロッパ最悪の場所というのはもちろんチェチェンのことで、期間中のイベントにはチェチェン人医師、ハッサン・バイエフもパネリストとして参加します。一部の写真はネット上に公開されているので、よろしければご覧ください。
日本国内では、新憲法の制定と教育基本法の改定を政権公約として、「戦後体制の脱却」を目指す安倍新政権が誕生しました。日本のロシア化を加速させる動きにも注意が必要です。
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まずは共謀罪のニュースから。これまで二度も廃案になった共謀罪法案が、秋の臨時国会で再び息を吹き返します。どうやら共謀罪推進派はかなり粘着質な方々のようですね。なので、こちらもしつこくねちねち取り上げます。この法案が通ってしまえば、今後の日本は「一寸先は共謀罪」の社会になってしまいます。ゴキブリのようにしぶとい悪法ですが、何度でも繰り返し叩き潰していきましょう。チェチェン人難民の少年、イムラン君の来日手術報告など、チェチェン関連ニュースもお伝えします。
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しばらくご無沙汰していましたが、チェチェンニュースを再開します。どうしても日本では(というか世界的にも)マイナーな話題になりがちなチェチェン問題を、もう少しメジャーなイラクやパレスチナとの関連性の中で考えてみました。ベスラン事件の続報などもあります。今後もよろしくお願いします。
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チェチェン独立派の野戦司令官シャミーリ・バサーエフが、7月10日朝に死亡しました。すでに国内では朝日新聞、共同通信が報じています。
報道が正しいとすれば、バサーエフはチェチェンに隣接するイングーシ共和国で、ロシア連邦保安局(FSB)を中心とする「特殊作戦」によって殺害されたそうです。
バサーエフは、第一次・第二次チェチェン戦争を通して独立派の野戦司令官として戦争に参加していました。第二次チェチェン戦争のきっかけのひとつとなった1999年のダゲスタンへの私兵を率いての侵攻事件をひきおこし、最近では2004年9月の北オセチア・ベスラン学校占拠人質事件でも犯行声明を出しました。(ただし、この事件での彼の犯行声明は信憑性にとぼしいものがあります。「ベスラン事件、真実はどこに?」を参照。いったい彼は事件の黒幕なのか、そうでないのか。その混乱が、現在のチェチェン戦争そのものです)
特に第二次チェチェン戦争(1999-現在)に入ってからの彼の位置は、独立派内の、あるいは統制の効かない存在としての最強硬派であり、独立派のマスハドフ大統領(2005年3月に暗殺)との軋轢も続きました。
チェチェン独立派のサドゥラーエフ大統領が、6月17日の早朝に親ロシア派部隊によって殺害されたというニュースが入った。独立派のザカーエフ外相がこれを認めたので、おそらく確かなのだろう。
サドゥラーエフのあとは野戦司令官・副大統領のドック・ウマーロフが繰り上がるようだが、選挙を経ずに大統領が交代していくと、権威の低下は否めない。05年3月のマスハドフの暗殺の後、サドゥラーエフの1年3ヶ月の任期の中で目立った動きはなく、「独立派の実権は、モスクワの劇場占拠など数々のテロ事件に関与したとされるバサエフ野戦司令官らに移っており、チェチェン情勢に与える影響は少ないと見られる」[5/17 朝日]という指摘は大体正しいのではないだろうか。
日録風です:ベスラン事件の「犯人」が終身刑に/イングーシで閣僚が爆殺される/チェチェンで続くゲリラ戦/ロシア・チェチェン友好協会が自由報道賞を受賞/ロシアがCOE議長国に/訃報 米原万里さん/ザカーエフを外相に指名/グロズヌイで人権団体がデモ行進/モスクワのゲイパレード:ネオナチと宗教右派と警察が一緒に弾圧/ミス・チェチェン/共謀罪:強行採決ならず
まったく油断大敵でした。国会の会期延長がなくなったことで、新聞各紙は「共謀罪の次回国会への継続審議」の可能性を報じましたが、とつぜん、成立の危険がたかまってきました。この件を少し説明します。
与党側の法案(対象となる法律違反606種類)に対して、民主党は修正案(同、306種類を出して、審議の進行を遅らせてきたのですが、与党は昨日(1日)の時点で、「民主党案を丸呑みして、2日の法務委員会で採決する」という方針を明らかにしました。
昨日19日にも強行採決が心配されていた共謀罪ですが、意外にも河野洋平衆院議長の裁定があり、採決はありませんでした。それについて、朝日の記事が出ていましたので、ぜひご一読ください。こういうものを読むにつけ、世論がきいてきていると思います。
河野洋平衆院議長は19日午後、自民党の細田博之、公明党の東順治の両国会対策委員長らと衆院議長室で会談し、与党が同日に予定していた「共謀罪」創設を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改正案の採決を先送りするよう求めた。与党の採決方針に対し民主党が審議拒否を辞さない強い姿勢を示していることを受け、国会の混乱を懸念したためで、与党は議長の要請を受け入れる方針だ。河野議長は会談の冒頭、同法案について「国民の一大関心事になっている。私も事態を心配している」と語った。 [5/17朝日]
http://www.asahi.com/politics/update/0519/004.html
チェチェンニュース Vol.06 No.11 2006.05.18 共謀罪緊急情報
まずいことになってきてます。本当はここではチェチェン情勢のことを書かなければならないのですが、足元が非常事態なので、やるしかありません。厚生労働委員会での、医療制度改悪の強行採決によって、すべての野党が日程協議をボイコットしているなか、逆に自民党は19日(金)の強行採決の姿勢を強めています。くわしい経緯は保坂議員のブログへ。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/dc704ba23e6fe7c8d38fb4fb8fd86b5f
昨日、17日の星陵会館での緊急集会には500人もの人が集まりました。今日も、明日も、共謀罪反対の声を上げましょう。ウェブ上から送れる抗議メールや、ファックス、首相官邸や、与党側法務委員あてに送ってください。もう、ぜひ。以下はきくちゆみさんのメールより:
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石原伸晃さんに加えて、衆議院の与党法務委員に働きかけることも大切です。 中でも早川議員や漆原議員などの与党理事に働きかけるのが効果的です。
●早川忠孝理事(自民)埼玉4区選出
FAX:03-3592-1747
電話:03-3508-7469
●漆原良夫理事(公明)北陸信越選出
FAX:03-3508-7149
電話:03-3508-3639
この2人は、法案の問題点を熟知し、それでもしょうもない修正案を議員立法の形で提示し、 しかもほとんど審議もしないで強行採決することに、すっきりしない気持ちを持っているはずです。
この人たちは法務委員会でキャスティング・ボードを握っているので、その気持ちを少しでも揺さぶること ができれば、それだけで採決への勢いが鈍ります。
それに、石原伸晃法務委員長の微妙なブレーキが重なれば、大きな力になると思います。
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これらの議員の方々には、ていねいなファックスが効果的と思います。
...そしてなにより、会場にいるみんなが、「廃案に追い込めるかもしれない」という気持ちになりつつあるのが、見て取れる。法務大臣の答弁がとその問題点が毎日のように東京新聞に載り、それとイベント会場での報告とを聞き比べていると、政府側の答弁はなんとも頼りない。
本当に廃案に追い込むためには、さらに大きな声がほしい。一人でも多くの人に集会加わってほしいと思う。かならず力になるからだ。ひとつは数の力として、政治的に。もうひとつは、私たち自身への力として、何かがそれぞれの人に宿ると思う。それは、一生に何度もない体験かもしれない。
「どうしてチェチェンに関わっているんですか」と、よく聞かれる。出会う人ごとに聞かれる。まさにFAQ。答えにはいまだに迷う。僕は市民平和基金という小さなNGOに拾われて、偶然チェチェンを知って、活動し始めた。つまりきっかけの部分は「たまたま」だ。もちろん掘り下げると、そういうNGOに関わり始めた別の理由もあるわけで、これからそれを書くかもしれない。とりあえずここでは「たまたま」。
まだチェチェンに行ったことはないけれど、いつか行きたいと思っている。怠け者なのが最大のネックなのだが、チェチェン語もロシア語もからきしだめ。なのにチェチェン。どうしたことだろう。その答えは3つの国に共通する状況にある気がする・・・。
うーん、すごい映画を見てしまった・・・。
ロシア製のアクション映画、「大統領のカウントダウン」は、連邦保安局(FSB)の少佐を主人公に据え、「700万ドルの巨費」(8億円ちょっと)を投じて、「ロシア軍全面協力」のもとに製作された映画で、チェチェンとモスクワと、ヨーロッパの上空を飛ぶ飛行機を舞台にしている。こう書くだけで嫌な予感が全開だ。
がらがらの劇場で考えたこと。死して屍拾うものなし。
チェチェンニュースを発行しました。このサイトをずっと見ている方には新味がないかもしれないのですが、たまにはまとめてメールを流しておかないと、みんなに存在を忘れられます。
まず、イベント情報はタノシイウツワの会・チェチェン難民チャリティートーク。最近の旬刊誌クーリエ・ジャポンにポリトコフスカヤ記者の記事が載ったこと、地雷関連では、ここ11年間で3千人以上が地雷で負傷したり、死亡したというニュース。
チェチェンとちょっと外れるのですが、ロシアのプーチン大統領博士論文ねつ造発覚というニュース。でも、英国の情報機関が「イラクには大量破壊兵器がある」と決め付けたときに、ググってみつけた12年前の論文をパクったという事実があるから、驚かないよというツッコミも。
これはいいニュースの部類? 日本政府がチェチェンの児童リハビリプロジェクトへの支援を決定しました。そのチェチェン難民についての、かなり確度の高い報告書の一部和訳をPDF書類で作ったのでごらんください。「誰の責任か? チェチェン難民についての報告」というタイトルです。
ロシア国防省では、もうすぐ軍の7割を徴兵から契約兵に切替えるそうです。そうなるとロシア社会からチェチェンへの関心がさらに薄まることが心配です。一方でロシア人のチェチェン支援活動家が、警察に踏み込まれて負傷したというニュースが入りました。それから、ずっと私のなかでは引っかかっている問題なのですが、「特務機関がバサエフを匿っている」と、親ロシア派のカディロフが言い出しました。まあこれは、どっち(ロシアそれともチェチェン)の特務機関かとかは言わないというお約束系の発言。
チェチェンを追うジャーナリストの林克明さんが、新しいウェブサイトを
立ち上げた。その名も「チェチェン 未来日記 -戦争につける薬-」だ。フランスのAFP通信社と、Yahoo!の共同事業である。このサイトにアクセスすると、AFPの配信する世界の報道写真とに、林さんの書き下ろしエッセイを同時に読むことができる。その名のとおり、メインテーマはチェチェン。16回チェチェン入りした林さん。露店のおばちゃんから指名手配のゲリラ司令官、大統領まで知人多数。チェチェンを入り口に、ロシア・世界・日本・政治・文化から人間の未来まで縦横無尽に語ります。
つづきを読む
一年前の今日暗殺されたマスハドフのこと、いまもチェチェンで原因不明の中毒症に苦しみ続ける子ども達のこと。冷静な気持ちで書けないことのいくつか。翻訳記事はアンナ・ポリトコフスカヤがふたたびチェチェン入りして取材した「放たれた毒」
チェチェン戦争はなぜ終わらないのでしょうか。
ロシアがチェチェン戦争をやめられない理由はいくつも挙げられます。チェチェンにおける石油利権の確保、ロシア国土の一体性といわれるものの維持、軍産複合体による経済の私物化、そして失政や中央集権化を正当化する「有事」の演出・・・。
こうした理由はいずれも一定の説明を与えてはくれますが、それだけでは本質を捉えることはできないようにも思います。この答えの一つになりそうなのが、以下にお送りする『ロシア社会の病:コーカサス・チェチェン恐怖症』という、プラハ・ウォッチドッグに寄稿された論文です。チェチェン戦争は、ロシア政府が市民を「チェチェン恐怖症」に陥れ、ロシア人自身による反戦運動の芽を摘むことによって、巧妙に遂行されています。
病に蝕まれたロシア社会は、日本にいる私たち自身の姿を映し出す暗い鏡なのかもしれません。
状況がおちついてきたので、ストラスブールで断食をしたイブラギモフさんと、そこに向かった日本山の寺沢潤世上人のことを。今年の第一号でみなさんにお知らせした、ストラスブールでの、チェチェン人活動家イブラギモフさんの断食は、40日目にして終わりました。イブラギモフさんは無事です。欧州評議会の関係者らがイブラギモフ氏への公開書簡を出し、チェチェン問題解決のための努力を約束したためです。
一時は病院に運び込まれた上、「断食を続けるなら入院は許可できない」と断られ、いったいどうなることかと思われたのですが、その次第を寺沢上人が報告しているので、ぜひご一読ください。
どんな番組が放送されるのだろうと、期待半分、心配半分でいたのだが、それほどひどい出来ではなかったと思う。
ロシアの特殊部隊「アルファ」の元副司令官、セルゲイ・ゴンチャロフも証言する。「一般市民の中にテロリストは逃げ込んでいます。テロリストを見つけるには掃討作戦が必要なのです。その際一般市民が巻き込まれることもあるでしょう。人権被害もあるかもしれません。しかしあくまで戦闘の中での出来事なのです」
たたみかけるように彼は言う。「戦争には略奪がつきものです。掃討作戦の中では違法行為もあるでしょう。一般市民を拘束して金銭を要求する者もいると聞いています」
忙しくしていて、しばらくチェチェンニュースが出せませんでした。でもそろそろ、再開したいと思います。子どもたちの奇病、断食で瀕死のチェチェン人活動家についてのニュースをお送りします。メールの最後に、お約束の募金のお願いがあります。とまれ、今年もよろしくお願いします。
多くの人に会えると思うと心ははやる。今日、路上には来ない人々もいる。来ないことに決めた人、行きたくても、事情が許さない人。見えないところで助けてくれている人びと。日本庭園に頭を出している石のように、実際に路上に出る人の数倍、数十倍の人々が、このデモを見守っているのだと思う。
結論めいたものは浮かばないのだけれど、ただ、地球の反対側にあるごく小さな国の人びとの苦しみに気がついた人たちが、今日は極東の街で集まり、思い思いのカードを手にして、その街を歩く。ちょっとした事件だと思う。つづきを読む
チェチェン現地に潜入して取材を続けるジャーナリスト、アンドレイ・バビーツキ記者が、私たちの招きに応じて日本を訪問し、3回の講演と記者会見をして帰国しました。今回のチェチェンニュースでは、少し長いのですが、講演の内容と、写真をお送りします。雰囲気が伝わるといいのですが。
次の日曜日に、いよいよロシアのプーチン大統領が来日します。プーチンと、その政権への抗議デモを予定していますので、ぜひご参加ください。チェチェン戦争反対の目的で組織された、日本初のデモでないかと思います。くわしくは、こちらから。
9月29日にお送りした、モスクワでの記者会見の話題の続きです。10月4日に、ロンドンでEU議長国のイギリス・ブレア首相と、ロシアのプーチン大統領の首脳会談がひらかれました。報道によると、この会談で議題に上ったのは、経済・安全保障・治安・文化など。21世紀のエネルギーの供給元をロシアに頼るヨーロッパは、経済と「テロ対策」の分野でのロシアとの協力関係を強化しようとしています。
人と資源を引き換えにするような外交が続く中で、アムネスティ、メモリアルの二つの人権団体は新しいプレスリリースを発行。今日はその日本語版をお送りします。まだ報告書の全文は発表されていないようですが、アムネスティの英語版のサイトでは3つほどの事例が短くまとめられています。
チェチェン戦争を必要としているロシア。国内のさまざまな不満の矛先をテロの恐怖にすりかえて、そこに醸成された社会不安をてこに集権化を進め、政権を安定させようとするプーチン。彼を祭り上げている、連邦保安局をはじめとする治安組織。アフガン・イラクで「国際テロとの戦い」を進める米国は、チェチェンに対する戦争も黙認している。そしてバサーエフ。侵攻する側と抵抗する側の過激派の利害は、一致しつづけている。
今回のチェチェンニュースでは、アメリカの保守派シンクタンク、ジェームズタウン財団の発行する「チェチニャ・ウィークリーの記事を掲載する。裁判で明らかになりつつあるのは、私たちが知っているものとはなにか違ったベスラン事件の様相だ。裁判については、今後ロシアのノーヴァヤ・ガゼータ紙が追及すると思う。
チェチェン周辺地域におけるチェチェン難民やディアスポラを扱ってきた最近の報告会に続いて、トルコからの留学生を招いた集会が7月30日、東京で開催された。テーマはトルコにおけるチェチェン難民とカフカスディアスポラ。チェチェンを含むコーカサスの諸問題に取り組む「カフカスヤ・フォルム」のメンバーで、カフカスディアスポラの末裔でもあるゼキエ・トスンさんが報告した。参加者は35名。
カフカス・中央ユーラシア・アジアを行脚して平和活動を続ける日本山妙法寺の寺沢潤世上人からの新しい便りが届きました。題して、「朝鮮半島核対立に関する六カ国協議国家首脳たちへ寄する公開書簡」です。この書簡では、あやうい岐路に立つ北東アジアに、どのような平和の枠組みを作るかが考察されています。
「上演されなかった『三人姉妹』」
チェチェン人とカザフスタン−民族の共生は可能か
「チェチェン共和国文化の日」に思う(モスクワでのイベント報告)
チェチェンに50箇所以上の大量遺体遺棄現場がある
親ロシア派政府当局者が認める
モスクワ大停電にバサーエフが犯行声明
ウルマン事件−−−6人のチェチェン人が焼殺され、犯人たちは再び軍役へ
ウルマン事件−−−陪審員に最低点をつける(アンナ・ポリトコフスカヤ)
サドゥラーエフ時代への展望 マスハードフ死後2ヶ月を検討する(2)
サドゥラーエフ時代への展望 マスハードフ死後2ヶ月を検討する(1)
集会報告:チェチェンで何が起こっているのか<トルコのチェチェン難民報告>
忘れられてはならないこと―――ロシア・チェチェン平和条約8周年の記念日に
チェチェンの若者が見た日本
マスハドフ大統領の遺体返還・家族の解放を求める公開書簡
集会報告:チェチェンで何が起こっているのか
<マスハドフ大統領殺害と、紛争の今後を考える対話集会>
マスハドフはどうして殺されたのか?
チェチェン大統領マスハドフをロシア治安機関が暗殺
【ロシア社会】
・モスクワで2月26日に「チェチェンでの戦争を止めよう」集会
・ラジオ「モスクワのこだま」アンケート
【和平】
・ザカーエフ・ロシア兵士母の会共同記者会見
・独立派・マスハドフ大統領へのロシア紙インタビュー(2月7日)
・チェチェン側、ロシアに交渉による解決を今一度呼びかけ
・プーチン大統領、対チェチェン強硬路線を堅持
【戦争犯罪】
・欧州人権法廷、ロシア軍による民間人殺害の事実を認定、賠償迫る
・独立派大統領の誘拐を、傀儡大統領が批判
・「ヤンダルビエフ暗殺犯は所在不明」ロシア司法担当者
・ブダーノフ大佐復権の最終段階
【独立派】
・バサーエフの近況
【戦闘状況】
・チェチェン国内で戦闘再開
【日本にて】
・東京でのチェチェン集会についてのまとめ
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