チェチェン総合情報
ホーム |
更新情報 |
基礎情報 |
チェチェンニュース |
アーカイブス |
読者の意見 |
イベント |
ポリトコフスカヤ情報 |
林克明の仕事 |
リンク |
サイトについて
最新情報はトップページをご覧下さい。
私は第一次戦争のとき何度もチェチェンに行ったが、病院を訪ねるのは気が重かった。悲惨な光景を前に私が無力感で呆然としている時、この本の著者である医師バイエフは知恵を尽くし、黙々と負傷者の治療にあたっていたのだろう。チェチェンの男は強くなければならない。義理人情に厚く、稼ぎがよくなければならない。男の道まっしぐらである。この本を読んで、ぜひチェチェン民族の生き方と出会ってほしい。林京子が書評。
チェチェン映画上映で協力してくれた日本映画学校の学生作品が、JPPA AWARDSなどを次々受賞。舞台は群馬県の国立ハンセン病療養所。元患者が今も250人以上暮らしているが、高齢のため在園者は年々減っていく一方。天皇制イデオロギーの中で切り捨てられ、差別されたハンセン病患者の記録です。
あまり宣伝しなかったのですが、最近チェチェンの若者二人が日本を訪れていました。そのときの支援者へのお礼のメールを掲載します。若者のひとり、ワッハは、戦争で8歳までしか教育を受けることができなかったようです。いろいろ考えさせられました。
イラク・ファルージャで続く虐殺。益岡賢氏、いけだよしこ氏が緊急出版しました。<ファルージャ=サマーシキ村>の相似は、チェチェンで用意されたシナリオがイラクで実行されてきたことを示し、<イラク主権委譲とレジスタンスの蜂起=大統領選挙を前にしたイングーシでの蜂起>などを通してそれらの土地が共時性を持ち始め、いっそう私たちに近づいてきたことを示す―――ぜひ読んでいただきたい一冊です。装丁もかなりヨイ。くわしくはこちらで。
プーチン:「地下鉄テロ事件は、モスクワのアパート爆破、ノルドオストをやった連中と同じだ」
わたし:「まったく、その通り」
プーチン:「こういうことをやる輩と交渉するつもりはない」
わたし:「そりゃ、ごもっとも。交渉の必要なんかないものね」
プーチン:「こういう連中は殲滅するしかない」
わたし:「そうしてほしいけど、それはできないでしょ」
フィクションです。(by TK女史)
イングーシの各地で発生した蜂起は、いまだに独立派のWebサイトでほとんど情報が公開されていません。バサーエフ派の活動か、と考えていたのですが、これだけ計画的な攻撃でありながら、カフカス・センターもチェチェンプレスも状況が把握できていないというのは、やや異常。指摘を受けたのですが6月22日は独ソ開戦の日で、この日に事件があると、ロシアの国民感情の上では反チェチェンの機運は強まるでしょう。すると今までの事件(モスクワ爆弾事件、カスピスク爆弾事件、etc)のように、ロシア側の挑発もありえます。謎は深まるばかりですが、こうなるとすぐわかることではないですね。
6月21日深夜から22日にかけて、対ロシアレジスタンスによる、かなり本格的な軍事行動が発生しました。レジスタンス200人ほどが、イングーシの各地で蜂起し、コストエフ・イングーシ共和国内相代行を含め、60人ほどが死亡。背景としては、一昨年の2002年4月、チェチェンの隣のイングーシ共和国ではFSB(KGBの後身)出身のジアジコフ大統領が就任しました。チェチェン側からみると、ロシア政府の代理人に近い立場です。したがって、これを叩くことはモスクワを叩くのと同義です。私見ですが、イングーシの住民はかなりこの動きを支援していると思います。200人のゲリラが突然行動して、その後あっというまに消えて逮捕者なし。非常に狭い地域でもあり、相当な背後が必要です。独立派のスポークスマン、ザカーエフ副首相の声明がチェチェンプレスに掲載されましたが、曖昧な内容です。恐らく把握できていないのでしょう。日本語情報はYahoo!などでどうぞ。チェチェンタイムスに掲載されたイングーシ蜂起事件についての分析も。この蜂起により、8月29日に予定されている親ロシア派の大統領選挙はかなりの圧力にさらされるでしょう。
「ぼくロシア人の子ども嫌い。だって大人になったらぼくたちを殺すから。だからロシア人の子どもを殺しちゃえばいい」少年に、そんな発言をさせたものこそ,チェチェンの現実と歴史をあらわしている。この悲劇はロシアがチェチェンを侵略し始めてから四世紀も続いている。それは常にロシア側からの侵攻であり,虐殺だった。その逆ではない。林克明が、ザーラ・イマーエワのドキュメンタリー映画『子どもの物語にあらず』を解説。
ロシア大使館のページの更新が随分前から止まっていて、特にロシアの National Profile が悲しいことになってました。大統領がプーチン氏なのはもちろんですが、首相カシヤノフ、外相イワノフ、大使パノフ氏のままで、声明を書くときに間違えそう(それぞれ更迭or転勤済み)だったわけです。ここで指摘してから、わずか18日目の更新。仕事が早い!
4月から6月にかけて、チェチェンの隣、イングーシ共和国では難民キャン プの閉鎖が相次いだ。これによって、何万もの難民たちが、また追放の苦し みを負った。人びとはうつむいて国境を越え、我が家があったところへ戻って いくだろう。絶え間のないゲリラ戦や、民間人をターゲットにしたロシア軍や 親ロシア派の掃討作戦のつづくチェチェンへ。イングーシよりもさらに外国の 目の少ないチェチェンへ。
ロシア連邦の地図を広げてチェチェン共和国の位置を示すと、点でしか表せないほど小さい。岩手県ほどの広さで、人口は百万人強。ロシア連邦の1%にも満たない。ロシア帝国に併合された彼らが独立宣言し、ロシアが軍事力で潰そうとしている。これが戦争の根本問題だ。Days Japanに掲載された林克明のエッセイ。立命館大学で写真展も開催されます。
イラクでの人質事件を聞き、チェチェンで人道援助活動をしていたビクトル・ポプコフを思い出した。2001年、医薬品を村に届けようとしていたビクトルは、ロシア兵に撃たれ、亡くなった。イラクのストリートチルドレンの世話をして「母親」と慕われ、人質になった高遠菜穂子さんの姿とビクトルが、私には重なって見える。ビクトルの人生は、そういう人がもつ苦しみと感動に充ちていたと思う。林克明のエッセイ。
私は第一次戦争のとき何度もチェチェンに行ったが、病院を訪ねるのは気が重かった。悲惨な光景を前に私が無力感で呆然としている時、この本の著者である医師バイエフは知恵を尽くし、黙々と負傷者の治療にあたっていたのだろう。チェチェンの男は強くなければならない。義理人情に厚く、稼ぎがよくなければならない。男の道まっしぐらである。この本を読んで、ぜひチェチェン民族の生き方と出会ってほしい。林京子が書評。
チェチェンの大統領職は、独立派であれ親ロシア派であれ、常に暗殺の危険にさらされている。けれども彼らはもともと同じ独立派として第一次戦争を戦っていた。その人々の写真が東長崎機関に掲載された。「豆殼をもって豆を焚く」というところか。
聞くところによると産経新聞は見出しを引用するだけで著作権侵害と考えているそうです(何て無茶な)。さて、それとは別に、ユコス潰しと並行して、多国籍企業の国内活動もFSBの力で封じ込めるべくプーチン大統領はがんばっているという記事が掲載されました。不平等感を抱くロシアの国民は概ねこの動きを歓迎しているようで、「対テロ」作戦としてのチェチェン侵攻もまた、善なるロシアのイメージのもとに進められているのでしょう。カディロフ事件で対チェチェン政策の株はある程度落ちたわけですが、全体の文脈としてはこれまでとあまり変わらないと思います。少しロシアの世論調査結果なども調べておくつもりです。
カディロフなきあと、ロシアの傀儡を継ぐ人物はまだ明らかになっていません。親ロシア派の大統領代行、セルゲイ・アブラモフは立候補を辞退しており、今のところ正式に選挙に出馬するとしているのはマリヤト・ゴロチハノヴァで、女性。その他にヤマダエフの名前も上がっていますが、決定的な人物がいません。私見ですがロシア側は元連邦評議会議員のアスランベック・アスラハノフか大統領チェチェン問題顧問(現?)のスルティゴフを送り込んできそうな気がします。
『コーカサスの金色の雲』のドラマを聞いていると、またも事件発生の一報が。
ロシア大使館のページの更新が随分前から止まっていて、特にロシアの National Profile が悲しいことになっています。大統領がプーチン氏なのはもちろんですが、首相カシヤノフ、外相イワノフ、しかも大使もパノフ氏のままで、このつぎ抗議文や声明を書くときに間違えそうです(それぞれ更迭または転勤済み)。その点ではわが外務省の方が優秀ですね。
ロシアでは報道機関、財閥に続き、今度は人権活動家たちへの弾圧が強まりそうな風向き。急進改革派のエリツィンが、ゴルバチョフを追い落として政権に就いた90年代から15年近く。ロシアは戦争に明け暮れ、気がつけば政府の中枢にKGB。もはやすべては逆さまということでしょうか。
一つの考察。カディロフ事件について、ほとんどの分析記事が避けている疑問は、警備隊長である息子ラムザンがどうして爆破当日にモスクワにいたのか?だ。バクーのジャーナリスト、タラモフによれば、実は最近、ラムザンと「緊密な友」ヤマダエフとの間に行き違いが生じ、撃ち合いにまでなった。ヤマダエフがこの抗争に勝つには、祝賀式典でカディロフを爆弾で消すことしかなかった。ラムザンはこう言い始めた。「父を殺した人間はわかっている。バサーエフでも、マスハドフでもない。彼にはそんな力はない」。・・・ということは?バサーエフが「責任声明」(新語)を出したことによって、一般に独立派の仕業とみなされるようになったこの事件ですが、こういう情報を読んでそれなりに消化する能力が、報道関係者に求められていると思います。マザーグースの訳詩を読んでみると、カディロフには少しもったいないと思いました。
「敵も味方もない。私は、傷ついた者を救いたいだけだ」チェチェン人の医師、ハッサン・バイエフの本『誓い』が、とうとう全訳され、昨日発売されました。ずっしりと分厚い、本らしい本です。また一冊、チェチェンに光をあてる本が・・・感無量。レビューは少々お待ちください。関係はありませんが、森達也氏に聞くドキュメンタリーの可能性はいよいよ今日です。会場でお会いしましょう。
「奴らはペストだ。殲滅しなければならない」。ロシアのプーチン大統領は、2月に起きたモスクワの地下鉄爆破の直後、犯人をチェチェン独立派と断定した。その頃、私はバクーで難民たちと過ごしていた・・・。林克明がレポート。
著者はNHKの元特派員。数世紀の紛争の歴史を踏まえた上で現代のチェチェン情勢についてまとめている。著者は、チェチェンに対する政策が、「ロシア社会をますます、強権的体質に歪め、民主化を阻害する自縛状況を作り出している」という。綿密に読み込んだ史料をかみくだいて提示した新資料。
(盛会裏に終了)チェチェンニュースの大富が別個に事務局に参加している「みみの会」では、11周年記念として、映画監督の森達也氏をゲストにお招きします。森氏はオウム真理教の広報担当・荒木浩に密着したドキュメンタリー映画『A』『A2』で、誰も知ろうとしなかった彼らの素顔と、それをとりまく日本社会の歪んだ現実をとらえ、世界各国で高い評価を得ました。社会に問題提起しつづける森氏に、映像について、ドキュメンタリーの現場や可能性について、おおいに語っていただきます。会の後に懇親会を予定しています。みなさまのご参加を、心からお待ちしています。
ずっとチェチェンニュース編集室は「写真はケミカルに限るでしょ」と粋がっていたのですが、速報性とコストを考え、デジカメを導入しようかと思います。旧機種をしまいこんでいたり、買い替えを検討している方は、ぜひ譲ってください。ご連絡お待ちしています。メールはこちら:admin@chechennews.org
一つの考察。カディロフ事件について、ほとんどの分析記事が避けている疑問は、警備隊長である息子ラムザンがどうして爆破当日にモスクワにいたのか?だ。最近、ラムザンと「緊密な友」ヤマダエフとの間に行き違いが生じ、撃ち合いにまでなった。ヤマダエフが勝つには、戦勝祝賀式典でカディロフを爆弾で消すことだった・・・。
チェチェン映画上映で協力してくれた日本映画学校の学生作品が、JPPA AWARDSなどを次々受賞。舞台は群馬県の国立ハンセン病療養所。元患者が今も250人以上暮らしているが、高齢のため在園者は年々減っていく一方。天皇制イデオロギーの中で切り捨てられ、差別されたハンセン病患者の記録です。
昨年放送されたNHK-FM(82.5Mhz)のラジオドラマ、『コーカサスの金色の雲』(シリーズ ロシア・ユーラシアの現代文学)が、5月29日(土)22:00-22:50に再放送。収録の風景はこちらで見ることができます。中篇小説を1時間に短縮していますが、うまく原作の持ち味を生かしていると思います。特に未読の方は、この機会にぜひ。『金色の雲』は、ロシア人がチェチェン問題を描いた、必読の書です。これに関連して、アルフズールの部屋というサイトをちょっと前に作りました。もう一つ使いまわしネタ。「子どもの瞳に映るもの」では、映画版について評論しました。ご一読ください。
何かに使おう。
今のところカフカスセンターしか報じていないが、バサーエフ派が5月9日のカディロフ暗殺事件の責任を認める声明を発表した。真偽の程は不明。
5月13日付けのチェチェン憲法問題についての評価ですが、親ロシア政権の憲法にも修正規定があるという指摘を受けました。お詫びして訂正します。16日早朝、J−WAVEの「EARLY MORLEY BIRD」で、とても勉強家のナビゲーター、モーリー・ロバートソンさんと、チェチェン問題について語りました。「チェチェンニュース」に、周波数が載っていなかったという指摘を受けました。せっかく早起きしてくださった方もいたのに、すみません。例の "♪81.3, J-wave" は、わかる人にしかわからないということが判明。
パレスチナ状況を伝えているナブルス通信に「ナクバ(大災厄)の日の前に」という記事が、5月14日付でアップされました。ガザ地区でイスラエル軍が進めている大規模な攻撃について、そしてジョージ・W・ブッシュによる「新バルフォア宣言」について、整理されています。ぜひ、ご一読を。その上で、よろしければ、イスラエルに攻撃をやめるようこのリンクを使って声を届けて下さい。
J−WAVEの日曜朝の番組、「EARLY MORLEY BIRD」で、とても勉強家のナビゲーター、モーリー・ロバートソンさんと、チェチェン問題について語ります。放送日時は5月16日(日)朝5:00〜6:00。緊張しきった大富の声が聞けると思います。また、昨年放送されたNHK-FMのラジオドラマ、『コーカサスの金色の雲』(シリーズ ロシア・ユーラシアの現代文学)も、5月29日(土)22:00-22:50に再放送。収録の風景はこちらで見ることができます。
ここのところチェチェン情勢のなかでも注目の的となっているカディロフ爆殺事件。大手メディアはほとんどが彼を「大統領」と呼んでいるが、そもそも彼は正式に選挙された大統領なのか?という疑問が湧く。これについてはこちらで簡単に。もっとくわしい事実関係はこちらに。結論:カディロフは大統領を僭称していた。少なくとも民主主義の手続きと国際的な選挙監視を重んじる立場から言えば。さらに、カディロフの息子ラムザン(27歳)が次期大統領選に出馬する可能性さえも取りざたされているが、今度こそ力を込めて「それはないだろ!」と言いたい。なぜなら傀儡政権がこれまた非民主的に採択した「憲法」でさえ、被選挙資格を「30歳以上のロシア国民」と限定しているのだから。でもこの「憲法」、改正規定が欠けているとんでもない代物なので、ひょっとしたら土壇場で帳尻合わせに走る余地があるのかもしれない。そうなるともう民主主義でも法治でもない彼岸。なお在来のチェチェン憲法はこちら。このところ更新頻度が激しいけれど長続きはしないと思います。あしからず。
チェチェン独立派の野戦司令官、シャミーリ・バサーエフの人物情報を加筆しました。それから、アメリカ政府による「テロ組織指定」についての解説。当人へのインタビューはこちら。
プーチン大統領は11日、チェチェンの首都グロズヌイを訪問し、チェチェンの治安部隊増強や連邦政府の支援強化を伝えました。非常にきな臭い動きがはじまっています。11日に、オール与党状態のロシア下院の各会派の代表たちが、チェチェンの連邦直轄化や、兵力の大幅増員、ロシア人総督の派遣などを語り始めた、その矢先のチェチェン訪問。大きなゆり戻しが来ようとしています。
マスハドフ氏は声明で「我々はあらゆる形のテロリズムを非難する」と述べ、9日の爆弾テロ事件の犠牲者と遺族に哀悼の意を表明した。声明文の原文と和訳。それから心の準備としてはこちらを読んでおいた方が。
カディロフ爆殺事件の真相はわかりませんが、ロシア政府がこの事件をきっかけに、チェチェン人に対する「テロ」をさらに激化させることは、十分に予測できます。「武装勢力の掃討」と称して、彼らは何をしようとしているのでしょうか。これ以上の「国家による犯罪」を止めるために、「カディロフ大統領暗殺をきっかけに、チェチェン人に対する人権侵害や攻撃を拡大することを許さない」というあなたの声を届けてください。くわしくはこちら。(さしあたって日本語でもよいかと)
打ち砕かれたフィクション。この事件は象徴的だが、突出した事件ではない。プーチンの対コーカサス政策は、カディーロフの死を持って挫折した。チェチェンとロシアの人口比は、200倍以上にもなる。まさに「巨悪」そのものであるロシアの現代植民地主義と対抗するには、軍事力による対峙ではなく、モラルの面で全世界がロシアを包囲し、身動きできなくさせるしかないのだが・・・
昨日、親ロシア派の大統領、アフメドハッジ・カディロフが、グロズヌイの 競技場で、戦勝記念式典の最中に爆殺されました。犯行声明がないので、犯人 は今のところわかりません。チェチェン側の通信社カフカスセンターによると、 爆発は女性殉教者(シャヒドカ)による自爆攻撃だといいます。
30年以上にわたり世界の紛争地を行脚(あんぎゃ)してきた日本山妙法寺の寺沢潤世上人が日本に滞在している。とりわけチェチェン問題には深い思い入れをもつ寺沢上人。今回のテーマはイラク。イラク戦争阻止のために世界中をかけめぐった話や、その後の情勢など、いろいろな話が聞けると思う。彼の話を聞くと、新鮮な視点やスケールの大きさに驚くとともに元気がでる。ぜひご参加ください。(林克明/ジャーナリスト)
どうもカディロフの死亡は確定したようです。カディロフはチェチェン人ですが、ロシア側の傀儡として、民主的とはとてもいえないやり方で選出された「大統領」です。97年に国際機関の立会いのもとに選挙されたマスハドフ大統領とは別人です。ご注意を。
英語メディアの報道はこちら。カディロフの人物情報はこちら。カディロフが「大統領」となったいきさつについてはこちらをご一読ください。
なお、最近チェチェンでは、「カディロフ一派」と呼ばれる、カディロフの息子ラムザン・カディロフを中心とする私兵集団が、市民への暴力を繰り返していました。これについては、アムネスティ・インターナショナルなどが共同声明でくわしく伝えています。
まだ未確認ですが、時事通信で「チェチェン共和国のカディロフ大統領、爆弾テロで死亡=インタファクス通信」という報道があったそうです。英語メディアの報道はこちら。カディロフの人物情報はこちら。カディロフが「大統領」となったいきさつについてはこちらをご一読ください。なお、最近チェチェンでは、「カディロフ一派」と呼ばれる、カディロフの息子ラムザン・カディロフを中心とする私兵集団が、市民への暴力を繰り返していました。これについては、アムネスティ・インターナショナルなどが共同声明でくわしく伝えています。
『チェチェン紛争の特徴であった人権侵害は、イングーシへと急激に広がりつつある。人権団体は、ここ数か月の間に行なわれた多くの即決処刑、民間人の死傷につながるような攻撃があったことを記録している』―――驚くべき内容の報告。 こちらから。
チェチェンへの理解を深めるのか、それとも「オリエンタリズム」な誤解が広まるか。議論の分かれる映画「コーカサスの虜」(セルゲイ・ボドロフ監督)がネット上で観られるようになった、らしい。とりあえず電気消して観よう!
http://www.showtime.jp/info/cinema/00012/
モスクワの地下鉄爆破事件について、チェチェン側の武装組織の犯行声明がカフカスセンターに載ったそうです。この組織 'Gazotan Murdash' の名は初耳。カフカスセンター英語版はこの件をロイター通信からの転載の形で掲載していて、今のところ事実関係がよくわかりません。
モスクワ地下鉄爆破事件についての市民の声明をアップロードしました。読みがいのあるメッセージがたくさん届いています。ぜひご一読を。
2月23日はロシアの祝日、赤軍記念日です。この日はしかし、チェチェン・イングーシ人(バイナフと呼ばれる)にとっては「強制移住の日」として記憶に刻まれています。何かが起こるかも知れない、そんな不安に駆られる日でもあります。チェチェンからの最近の証言もどうぞ。
Vol.04 No.03 モスクワ地下鉄爆破事件の背景にあるもの
Vol.04 No.04 「天然の美」と強制移住
モスクワでの爆破事件のパターンは、これまでの「チェチェンのテロ」と呼ばれるもののパターンをなぞっているように感じます。参考に次の記事をどうぞ。 モスクワ劇場占拠事件はロシアの挑発だった/ロシア式民主主義の文脈/事件についてのチェチェン政府声明
ポリトコフスカヤの仕事を少しでも広めたいと思い、「アンナ・ポリトコフスカヤ情報」というサイトをオープンしました。これから内容を充実させていきたいと思います。関連情報をお持ちの方はお寄せください。イベント2月11日/チェチェン関連映像のテレビ放映予定があります。/イベント2月15日/チェチェン現地取材を主とする報告会が行われます。
URLが変更されました。
ハサブユルト合意を追加しました。