チェチェン総合情報
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更新情報 2006.01-2006.06

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20.Jun 2006 イラク・ロシア外交官人質事件についてのチェチェン外務省声明
Statement of the Foreign Ministry of Chechen Republic

チェチェン共和国イチケリア外務省声明

いくつかのメディアの報道によると、本日、イラク人グループの一つが人質に取ったロシア人外交官らの解放の条件として、チェチェンからのロシア軍の撤退を挙げているという。この要求は、ロシア特務機関による挑発の結果である。この挑発の目的は、西側の指導層に対して、近々開催されるサンクトペテルブルグサミットにおいて、「ロシアは西側と同じ立場にいる」と説得するためである。

チェチェン共和国イチケリア外務省は、チェチェン人が、国際テロネットワークに参加しているという情報を否定する。われわれはいかなる形であれ、テロリズムに反対しており、それにはこうした人質犯罪も含まれる。また、当局はロシア外交官を誘拐しているグループに対して、その即時釈放を要求する。

ロシアが、チェチェン国民の独立のための戦いを、国際テロと結びつけようとするのは、これが初めてではない。たとえば、西側の指導者の何人かは、浸透工作員に欺かれて、「チェチェン人がイラクとアフガニスタンで奮戦している」などど発言するに及んでいる。

ロシア外交官の誘拐をめぐって、ロシア大統領は各国首脳かならずこう言うだろう。「アルカイダの<もうひとつの>攻撃がロシアに対して仕掛けられている」と。

チェチェン共和国イチケリアの大統領の暗殺(6月17日のサドゥラーエフ暗殺)に対する抗議の風潮に対して、この報道はあまりにも「タイムリー」である。クレムリンは、彼らの政治的犯罪への国際的な非難を和らげようとしている。

誘拐犯たちによる要求は、あまりにもナイーブなものに見える。そもそも人質事件の際の、ロシア当局の生命の軽視はきわめて悪名高いものだからだ。モスクワでのドゥブロフカ事件(劇場占拠事件)やベスラン事件(北オセチア・ベスラン学校占拠事件)の際、ロシア当局は数百人の人質を殺害している。

チェチェン・ロシア戦争がはじまってから6年半が過ぎようとしている今日、チェチェン人が国際テロリズムに荷担しているという、ロシア側のプロパガンダが信じられている。

繰り返し、チェチェン共和国イチケリア政府は、チェチェン国民が国際テロの首魁たちに対する戦いを行っていることを責任もって声明する。それはロシア指導層である。

外務大臣アフメド・ザカーエフ[6/20 Chechenpress]

http://www.chechenpress.co.uk/english/news/2006/06/20/01.shtml

18.Jun 2006 分析:サドゥラーエフの死の影響は小さい
Analysis: Impact Of Sadulayev Death Likely To Be Negligible

もしサドゥラーエフの死が、抵抗勢力の結合を脅かすものでないとしても、バサーエフとウマーロフの間で、(テロ戦術に対する)容認/非容認や、モスクワ劇場占拠事件やベスラン学校占拠事件のような事件を起こして世界の関心を集めようとするご都合主義をめぐっての対立が生まれる可能性はある。(実際にはこの戦争は、親ロシア派のチェチェン人が同じチェチェン人を攻撃していることから激化している)ただ、リバティの北コーカサスニュース担当であるアスラン・ドウカーエフは、「ベスラン事件以降、バサーエフはロシア市民をターゲットにした作戦をひとつも組織していない。これは、最終的に彼が、罪のない市民を殺害することは、モスクワの拒否主義によって交渉と戦争終結が遠のくのを理解したということではないだろうか」とコメントしている。[6/17 RFE/RL]

この記事は、サドゥラーエフの死は、例によって「和平潰し」の結果だと示唆しています。しかも、潰そうとしたのはロシア政府ではなく、親ロシア派の側だと。

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25.Jun 2006 ハッサン・バイエフ来日直前プレイベント
Pre-event of Dr.Khassan Baiev tour in Japan

ぜひご参加を!

「ハッサン・バイエフ医師・来日直前プレイベント」
日時:6/25(日)18:30-21:30(開場18:00)
会場:文京シビックセンター4階・シルバーセンター ホール
参加費:2,000円(招聘カンパ込み)
交通:丸ノ内線・南北線「後楽園」駅1分/三田線・大江戸線「春日」駅徒歩1分
主催:ハッサン・バイエフを呼ぶ会(共同代表 林克明・岡田一男)
主な内容:企画趣旨・バイエフ紹介/ミニ講演「伝説の医師ハッサン・バイーエフ招聘によせて/チェチェンの民族哲学=ウェズデンゲル」(ジャーナリスト・林克明)/新作チェチェン映画「お隣さん」一部及び解説

チェチェン独立派のサドゥラーエフ大統領が殺害されて、チェチェンを巡る情勢はますます緊迫化している。  

こうしたなかで、敵味方の区別なく傷ついた人を救い、医師としての責任をはたしたハッサン・バイエフ氏が7月14日に来日する。  

彼の“戦場医師”としての行動は、民族や国境を超えて人々の心に何かを残す。いまこそ世界は彼のような人物を必要とするのであるし、とりわけ混迷を深める日本にとって人間の生き方を示す彼の思想と行動は、参考になる。

プレイベントでは、チェチェン人映像作家ザーラ・イマーエヴァが制作した『お隣さん』という子どもミュージカルの一部を上映する。チェチェン語の映画だから翻訳がまだ。映像作家の岡田一男氏が解説しながら、10分程度上映する。

加えて「純正パトリオティズムの悲劇〜チェチェン戦争の深層〜」(仮題)という講演を私する予定になっている。ハッサン・バイエフのような人物を生み出したチェチェン社会を根底から支える民族哲学=ウェズデンゲルについて紹介したいと思う。  

これをもとに、ロシア・チェチェン紛争の重要なファクター「ロシアナショナリズムVSチェチェンパトリとティズム」について私の考えを明らかにしていきたい。[6/22 チェチェン未来日記]

http://www.actiblog.com/hayashi/8454

18.Jun.2006 サドゥラーエフ大統領、殺害される
Rebel leader killed in Chechnya

チェチェン独立派のサドゥラーエフ大統領が、6月17日の早朝に親ロシア派部隊によって殺害されたというニュースが入った。独立派のザカーエフ外相がこれを認めたので、おそらく確かなのだろう。

サドゥラーエフのあとは野戦司令官・副大統領のドック・ウマーロフが繰り上がるようだが、選挙を経ずに大統領が交代していくと、権威の低下は否めない。05年3月のマスハドフの暗殺の後、サドゥラーエフの1年3ヶ月の任期の中で目立った動きはなく、「独立派の実権は、モスクワの劇場占拠など数々のテロ事件に関与したとされるバサエフ野戦司令官らに移っており、チェチェン情勢に与える影響は少ないと見られる」[5/17 朝日]という指摘は大体正しいのではないだろうか。

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16.Jun.2006 チェチェンの子どもを支援する会・報告会
Event: Children who living in a War - by Organization Support for Chechen Children

近日中のイベントのお知らせです。18日(日)には、チェチェンの子どもを支援する会の報告会があります。最近のアゼルバイジャン・バクーの難民を中心に、ボランティアの方々からの報告が聞けると思います。なんと、歌もありという噂を聞きました。ぜひご参加ください。

「チェチェン戦争が始まって約12年。人口100万人のチェチェン共和国では、この戦争によって5万人の子どもを含む20万人以上が死亡し、数十万人が難民としてロシア国内や隣国、ヨーロッパに逃れています。私たちチェチェンの子ども を支援する会は、「悲惨な状況だからこそ子どもたちにはせめて教育を」という親たちの願いに応えるために、現在アゼルバイジャン共和国で難民学校の教 育支援を行っています。戦火によって幼い頃や生まれる前に故郷を追われ、行き場のない思いを抱えながら、避難先で大人になってしまった、あるいは大人 になっていく子どもたち・・・。今回の報告会では、映像や音楽を交えて等身大の彼らの姿をお届けします」

チェチェンイベント情報: http://chechennews.org/event/index.htm

[チェチェン難民として生きる子どもたち]「『チェチェン』という言葉を聞いたとき、あなたは何を思い浮かべるだろうか?テロリスト?イスラム原理主義?ベスラン学校占拠事件?そんな単語が連想された人、あるいは何一つ思い浮かばなかった人、そんな人たちにぜひ知ってもらいたい世界がある。それは、戦火によって幼い頃や生まれる前に故郷を追われ、避難先で大人になっていくチェチェンの子どもたちが集う難民学校だ」[6/12 JanJan(植田那美)]

http://www.janjan.jp/world/0606/0606095813/1.php

16.Jun.2006 共謀罪は結局のところ、、、

政府は、共謀罪は国連条約の批准のために立法しなければならないと説明してきたのですが、ここにきて条約のガイドラインには「無理に共謀罪を定めなくともよい」という意味の記載があることがわかってきました。「セキュリティホールmemo」 6/15 にまとめられています。

http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/index.html#20060615

15.Jun.2006 グズの大忙し

忙しくて何も更新できていませんが、関係者が届けてくれる情報は何とか掲載したいと思っていますのでよろしくおねがいします。まず、ロシアのノーヴォエ・ヴレーミャ誌(ソビエト時代から続くリベラルな雑誌)に、ベスラン事件結審についての記事が載りました。URLは下記。訳せそうな方はご連絡くださいhttp://www.newtimes.ru/artical.asp?n=3134&art_id=7570

川崎のKさんからもらった、チェチェン音楽のMIDIファイルです。以前作ってもらった軽いファイルのリニューアル版ですね。その1(MP3/543KB)その2(MP3/345KB)。楽譜もあります。

(PDF/230KB) http://chechennews.org/dl/chechen_folk_music_01.pdf

バイエフのチラシを作っていました。ギザギザな見てくれで申し訳ないのですが、内容は最新です。テキストが必要な方は、チェチェンイベント情報をご覧ください。

04.Jun.2006 チェチェンニュース Vol.06 No.13
ChechenNews Vol.06 No.13 Various reports

日録風です:ベスラン事件の「犯人」が終身刑に/イングーシで閣僚が爆殺される/チェチェンで続くゲリラ戦/ロシア・チェチェン友好協会が自由報道賞を受賞/ロシアがCOE議長国に/訃報 米原万里さん/ザカーエフを外相に指名/グロズヌイで人権団体がデモ行進/モスクワのゲイパレード:ネオナチと宗教右派と警察が一緒に弾圧/ミス・チェチェン/共謀罪:強行採決ならず

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02.Jun.2006 戦争と言う日常に生きる子どもたち
Children who living in a War - relief fund for Imran

イムラン基金というサイトがある。モスクワの日本人留学生が呼びかけている基金の目的は、頭に弾丸の残るイムランというチェチェン人の少年を日本に招いて手術を行うことである。

...チェチェンにはいったい何人のイムランがいるのだろう。ロシアは、これからいったいどれだけのイムランを生み続けていくのだろう。私たちは、これからいったいどれだけのイムランが生まれることに無関心でいられるのだろう。戦争が終わるまで。あるいは、戦争を終わらせるまでに。[5/30 JanJan(植田那美)]

http://www.janjan.jp/world/0605/0605290145/1.php

02.Jun.2006 チェチェン一週間
The Week in brief by Prague Watchdog

5月23日(月) チェチェン南部のヴェデノ地区にあるエシルハトゥイ村での、ロシア内務省軍とチェチェンゲリラとの戦闘にょり、4人のロシア兵が死亡した。

5月25日(水) チェチェン独立派のアブドゥルハリム・サドゥラーエフ大統領は、ロンドンに滞在している独立派の外交官アフメド・ザカーエフ文化相を、イチケリア・チェチェン共和国の外相に任命するという大統領令に署名し、これまで外相だったウスマン・フェルザウリ氏をチェチェン外務省の欧州担当副大臣に、また、ハジール・ウマルハジエフ氏を中東における大統領代表に、アブ・ハジーエフ氏をトルコにおける代表に、それぞれ任命した。

5月25日(水) チェチェンにおける親ロシア政権のアル・アルハノフ大統領および、政府の人権オンブズマンのナルディ・ヌハジエフ氏らは、首都グロズヌイで、在野の人権団体との会合を持った。人権団体側はスヴェトラーナ・ガヌシュキナ女史が中心となり、チェチェンでの誘拐の実態と、シェルコフスキー地区での不可解な疾病の問題を議論した。

5月25日(水) ロシアの人権団体「社会支援」および「メモリアル」は、チェチェンの首都グロズヌイの中心部で、誘拐問題を追及するデモ行進を行った。「社会支援」のスタッフのブラート・チラーエフらが何者かに誘拐された事件に対抗してのもの。

5月27日(金) グロズヌイで、チェチェン舞踊団「バイナフ」のメンバーのザミラ・ジャブライローヴァ(15)が、2006年のミス・チェチェンに選ばれた。

http://www.reliefweb.int/rw/RWB.NSF/db900SID/KHII-6QA2FG?

02.Jun.2006 警報:共謀罪最悪の危機

まったく、油断も隙もありゃしねえ! また共謀罪ネタを扱います。国会の会期延長がなくなったことで、新聞各紙は「共謀罪の次回国会への継続審議」の可能性を報じましたが、とつぜん、成立の危険がやってきました。この件を少し説明します。

与党側の法案(対象となる法律違反606種類)に対して、民主党は修正案(同、306種類)を出して、審議の進行を遅らせてきたのですが、与党は昨日の時点で、「民主党案を丸呑みして、2日の法務委員会で採決する」という方針を明らかにしました。

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26.May.2006 グロズヌイでデモ
RIGHTS ACTIVISTS IN GROZNY PROTEST ABDUCTION

現地の組織「市民支援」のスタッフのブラート・チラーエフが先月、何者かに誘拐された事件に関連し、チェチェンの首都グロズヌイでデモがあった。デモ主催団体はロシアの人権団体メモリアルと、「市民支援」で、親ロシア派政府に、この事件の捜査を求めた。これらの組織によると、事件には親ロシア派のサイード・マゴメッド・カキーエフに指揮される民兵組織の「西」部隊が関与しているという。[5/26 RFE/RL]

http://www.rferl.org/newsline/2006/05/1-RUS/rus-260506.asp

26.May.2006 チェチェン一週間
The Week in brief by Prague Watchdog

5月15日(月) グロズヌイのロシア軍法会議は、契約志願兵のパーヴェル・ジンチュクに、チェチェンの民間人殺害の容疑で懲役7年を宣告した。この事件は、2005年11月に、スターラヤ・スンジャ村で3人のチェチェン市民が殺害されたもので、すでに1月前に、ジンチュクの指揮官だったアレクセイ・クリボシュノクは、懲役8年を言い渡されている。

5月16日(火) 北オセチア最高裁判所は、ベスラン学校占拠人質事件での犯人の一人とされるヌルパシ・クラーエフに、人質犯罪、テロリズム他6つの罪状により有罪を言い渡した。

「ロシア、学校占拠犯に終身刑 欧州に配慮?死刑避ける」[5/26 朝日]: http://www.asahi.com/international/update/0526/017.html

5月16日(火) ダゲスタン、キジリユルトのアパートメントで、現地の内務省部隊が二人のゲリラを殺害した。この作戦で警察官一名が死亡した。

5月17日(水) チェチェンに隣接するイングーシ共和国ののジャブライル・コストエフ内務副大臣ほか6名が、最大の都市ナズラン近くの路上で爆弾によって殺害された。

5月17日(水) チェチェンのクルチャロエフスキー地区で、ロシア軍の車列が待ち伏せ攻撃を受けて兵士5人が殺害された。

5月19日(金) ロシアの都市ニジニー・ノブゴロドを拠点にしているロシア・チェチェン友好協会の報道センターが、ドイツのZEIT-Stiftung Ebelin und Gerd Bucerius財団から「東ヨーロッパ自由報道賞2006」を受賞した。同協会のスタニスラフ・ドミトリエフスキー氏自身が、ハンブルグで賞を受け取った。

5月19日(金) ロシアが欧州評議会閣僚会議の議長国となった。期間は6ヶ月。

http://www.reliefweb.int/rw/RWB.NSF/db900SID/KKEE-6Q2PQN

24.May.2006 ハリウッド製「ベスラン事件」

ベスラン事件についての映画が製作されるようです。情報はFLIXのサイトより。 この写真との組み合わせはちょっと、、、いただけない。

http://www.flix.co.jp/page/N0008377

21.May.2006 平成暗黒日記

林克明さんの新しいブログ、「平成暗黒日記」がスタートしました。
http://ankoku-mirai.cocolog-nifty.com/

21.May.2006 あなたの声を3分で政治家へ一斉送信

なんだか最近誰かにナメられているような気がしませんか?

2002年4月に小泉政権が誕生してから5年。昔々「自民党をぶっ壊す」と言っていたはずの小泉政権は、逆に日本を「ぶっ壊」し、改革ファシズムの過程で国民の貧乏化と自殺予備軍化が進んでいます。特に2005年の9.11選挙で自民党が衆議院の三分の二を占めてからは、国会でますます気色の悪い法律が通過するようになりました。

小泉チルドレン、狂牛の輸入再開、天下り、ビールの増税・・・国民をナメる政治家には即刻ご退場願いましょう。そこで、本国会で審議済みあるいは審議中の法案に対するクレーム送信サイトを集めてみました。3分でできるサイバーアクションに、どうか皆様のご協力をお願い致します。

http://www.geocities.jp/kanti_4/action/index.html

20.May.2006 共謀罪:3つの集会
The Conspiracy Law

胸を打たれました。

「1か月前までのわたしは、お昼までじゅうぶんに寝て、やりたい仕事の半分ぐらいのことしかできない、そんなわたしだった。それを連日こうして早起きして国会に通ったり、今日のように1日かけて3つも集会に参加するということが、自分の限界を超えた行為だったのだ。わたしなんぞ休んでいればいい。意気込んでいきがって、共謀罪阻止にかけている己の、この身の程をまざまざと痛感させられた。わたしは病気なのだ、しょせん病気なのだと、自責の念で鬱々と涙をこらえて地下鉄に乗った。」[5/21 PEACE ON DAYS]

http://peaceonkao.exblog.jp/3467892/

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20.May.2006 共謀罪:強行採決は衆院議長介入で回避!
The Conspiracy Law

チェチェンニュース Vol.06 No.11 短信 2006.05.20

河野洋平衆院議長は19日午後、自民党の細田博之、公明党の東順治の両国会対策委員長らと衆院議長室で会談し、与党が同日に予定していた「共謀罪」創設を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改正案の採決を先送りするよう求めた。与党の採決方針に対し民主党が審議拒否を辞さない強い姿勢を示していることを受け、国会の混乱を懸念したためで、与党は議長の要請を受け入れる方針だ。河野議長は会談の冒頭、同法案について「国民の一大関心事になっている。私も事態を心配している」と語った。 [5/17朝日]http://www.asahi.com/politics/update/0519/004.html

慎重に推移を見守る河野洋平議長に励まし、意見のメールを送ろう!

master@yohei-kono.com

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18.May.2006 イングーシで爆破事件
Bomb blast in Ingushetia

17日朝、イングーシ共和国ナスィル-コルトフスキー地区で、 装甲四駆乗用車の車列で走行中の同共和国の内務省次官兼ナズラニ市民警本部長で、実質的 に内務相の職務を執行していたジャブライル・コストーエフが、一説にイスラム戦士の自爆攻撃に より爆殺された。路肩に止められていた空車がコストーエフらの3両の車列 が通過した際、遠隔操作で爆発したとも伝えられている。ロシアのマスコミ報道によれば、死亡者 は3名とされている。 [5/18 ChechenWatch]

http://groups.msn.com/ChechenWatch/general.msnw?action=get_message&mview=0&ID_Message=1903

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17.May.2006 チェチェン一週間
The Week in brief by Prague Watchdog

5月8日(月)2年前に暗殺された親ロシア派のカディロフ大統領の追悼パレードがグロズヌイで行われた。

5月9日(火)フィンランド・チェチェン友好協会は、チェチェン独立派のマスハドフ大統領(05年にロシア軍に暗殺された)の家族が、フィンランドへの亡命を求めていると公表。

5月10日(水)チェチェンの首都グロズヌイから20キロ離れたノーヴィエ・アタギの村で、チェチェン独立派の野戦司令官ティムール・マーエフとビラル・エディルスルタノフが殺害された。親ロシア派の発表による。

5月13日(土)ロシア政府と親ロシア派は、独立派の野戦司令官ドック・ウマーロフの隠れ家を、アシノフスカヤ村で発見したと発表した。

http://www.reliefweb.int/rw/rwb.nsf/db900SID/RMOI-6PTV93?OpenDocument

18.May.2006 共謀罪:19日に強行採決の可能性!
The Conspiracy Law

チェチェンニュース Vol.06 No.11 2006.05.18 共謀罪緊急情報

まずいことになってきてます。本当はここではチェチェン情勢のことを書かなければならないのですが、足元が非常事態なので、やるしかありません。厚生労働委員会での、医療制度改悪の強行採決によって、すべての野党が日程協議をボイコットしているなか、逆に自民党は19日(金)の強行採決の姿勢を強めています。くわしい経緯は保坂議員のブログへ。

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/dc704ba23e6fe7c8d38fb4fb8fd86b5f

昨日、17日の星陵会館での緊急集会には500人もの人が集まりました。今日も、明日も、共謀罪反対の声を上げましょう。ウェブ上から送れる抗議メールや、ファックス、首相官邸や、与党側法務委員あてに送ってください。もう、ぜひ。以下はきくちゆみさんのメールより:

--

石原伸晃さんに加えて、衆議院の与党法務委員に働きかけることも大切です。 中でも早川議員や漆原議員などの与党理事に働きかけるのが効果的です。

●早川忠孝理事(自民)埼玉4区選出
FAX:03-3592-1747 電話:03-3508-7469

●漆原良夫理事(公明)北陸信越選出
FAX:03-3508-7149 電話:03-3508-3639

この2人は、法案の問題点を熟知し、それでもしょうもない修正案を議員立法の形で提示し、 しかもほとんど審議もしないで強行採決することに、すっきりしない気持ちを持っているはずです。

この人たちは法務委員会でキャスティング・ボードを握っているので、その気持ちを少しでも揺さぶること ができれば、それだけで採決への勢いが鈍ります。

それに、石原伸晃法務委員長の微妙なブレーキが重なれば、大きな力になると思います。

--

これらの議員の方々には、ていねいなファックスが効果的と思います。

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16.May.2006 共謀罪:国会に行こう!ほか
The Conspiracy Law: Go to paliament

...そしてなにより、会場にいるみんなが、「廃案に追い込めるかもしれない」という気持ちになりつつあるのが、見て取れる。法務大臣の答弁がとその問題点が毎日のように東京新聞に載り、それとイベント会場での報告とを聞き比べていると、政府側の答弁はなんとも頼りない。

本当に廃案に追い込むためには、さらに大きな声がほしい。一人でも多くの人に集会加わってほしいと思う。かならず力になるからだ。ひとつは数の力として、政治的に。もうひとつは、私たち自身への力として、何かがそれぞれの人に宿ると思う。それは、一生に何度もない体験かもしれない。

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15.May.2006 共謀罪:抵抗の方がクリエイティブ
The Conspiracy Law: Resistant is...

少しは勉強しなくては、、、と思って法務省のサイトを見た。とくべつ大きなフォントでこう書かれている。「一般市民の方が目配せしただけで成立するというのは大変な誤解。法案の正しい理解を!!」

http://www.moj.go.jp/KEIJI/keiji31.html

でもたとえば、市民連絡会の声明では、与党側が出している修正案に対して、簡単にこう指摘している。「「市民団体、労働団体などには適用しない」とは(法案の)どこにも書かれていません。書かれていない以上、与党がいかに釈明しようと、それは単なる「解釈」にすぎず、市民団体、労働団体も共謀罪の対象になるのです」

http://tochoho.jca.apc.org/kyz1/se-20060505.html

法務省サイトのとおりだとしても、実際にこの法律が通ったあと、「一般市民」が誰かを規定するのは、やはりその時々の、取り締まる側だということを、忘れてはならないと思う。国旗・国歌法案のとき、政府は「強制しない」と答弁しておきながら、今は何人もの先生たちが処分を受けている。答弁も付帯決議もさほど意味はない。

16日、法務委員会での強行採決はされなかった。まさに薄氷を踏む思いの日々。委員会で奮闘する保坂議員の質問のさい、驚愕の答弁が出された。「共謀は、まばたきでも成立する」(大林刑事局長)というのだ。なんてむちゃくちゃな法律だろう。まばたかない人間なんてどこにいる?

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/78d2fd1d74fb79bf68b47489c4620219

トンデモ法案だ、、、。

このところ、なるべく時間をつくっては集会に参加している。そうすると、親しい人にも会うし、かつて行き違いのあった人にも会う。それでも、一緒にこの法案を何とかしようと相談する。今国会で葬り、次回以降にも上程させないために。共謀罪法案は、かえって私たちの結束を強めている。

最新情報:共謀罪MOVIE『共謀罪、その後』(第2話): http://incidents.cocolog-nifty.com/the_incidents/2006/05/2_ac46.html

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14.May.2006 受難の[真実]-統制下のロシア・ジャーナリズム Russian journalism under suppression

しまった・・・東京/中日新聞の朝刊国際面に、5月10日から13日にかけて、「受難の[真実]-統制下のロシア・ジャーナリズム」という連載がされていました。ネットには上がっていないようです。Kさん情報ありがとうございます。

読むところ一杯の記事だったのに、今になって気が付くとは。チェチェンはロシアの地図では、点に等しい小さな地域ですが、チェチェン戦争はロシア社会の影で、通奏低音のように響いているのだと思いました。 ぜひこの記事ご一読を。図書館にはあると思います。

それから、「軍備増強 欧米に対抗 戦略原潜を再配備」[5/11東京新聞]には、また別の方向で興味を感じますね。戦略爆撃機やミサイル原潜は「対テロ」の戦いというというより本格的な戦争のための装備なので、いろいろな意味でハリネズミのように武装しようとするロシア像が浮かび上がってきます。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060511/mng_____kok_____001.shtml

うーん、ちょっとブンセキっぽく言うと、こういうことでしょうか:

KGB人脈によって固められた現在のロシア政府は、冷戦時代のように、西側や近隣諸国への不信感に突き動かされている。そのために対外的には資源外交(別名脅迫外交とも)と軍備増強、国内的にはチェチェンという内敵によって正当化される民主化の中止と、メディアを通した国民への支配を強めている、と。

疑心暗鬼モードのロシアの指導層、つまり冷戦オジさんたちは、チェチェン戦争の背後にアメリカがいて、さらにCIS諸国のロシア離れも西側の画策によると思っているということか、それらに対する「力治」方針は過熱するばかり。

でも、ブレジネフ時代ばりの国家元首の称揚=「ビッグ・ブラザー」社会は結局、ソ連崩壊の繰り返しに陥るのではないかという気がします。結局勝てないんですよ。管理社会というやつは、一部の「偉大な人たち」がそうでない人たちを相互監視させて、イニシアチブを弱めて指導する体制ですから、危機が迫っても広く知恵を集めて対処できなくて、弱いです。ヒトラーのドイツみたいに、しょっぱなに強いときはあっても、指導層は独占的になった瞬間に腐敗しはじめますから、エリートだけに何かを託すのは危険きわまりありません。

これは日本の将来のひとつの姿=共謀罪社会にも通じるわけで、チェチェンニュースは共謀罪に反対です。もうゼッタイに反対です。共謀罪は市民社会の一人一人の思考力を削ぐ装置ですから。

13.May.2006 共謀罪情報 The Conspiracy Law information

まずは知ろう!共謀罪って何だ?
「共謀罪」って・・何だ?: http://kyobo.syuriken.jp/
ゴールドシュタイン2006(共謀罪シュミレーション): http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-May/006724.html
共謀罪−5つの質問−自由法曹団警察問題委員会: http://www.jlaf.jp/iken/2004/iken_20040115_02.html
最新状況Check it out!
保坂展人のどこどこ日記(衆院議員): http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto
共謀罪ブログ(暫定版): http://wave.ap.teacup.com/kyobozai/
(イベント情報はここが一番早い。アンチ共謀罪☆ガールズも)
林克明・平成暗黒日記: http://ankoku-mirai.cocolog-nifty.com/
イベントに行こう!
チェチェンニュース編集室のアンテナにかかったイベントはこちらこちらに。
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20060514/1147614305
http://chechennews.org/event/index.htm
映像もあるよ
共謀罪テレビアーカイブス: http://black.ap.teacup.com/kyobozaitv/
参加しよう!
盗聴法<組対法>に反対する市民連絡会: http://tochoho.jca.apc.org/
(チラシや署名用紙がダウンロードできる。ともに反対運動しませう)
行動しよう!
衆参両議院の法務委員にあてて、メールを一斉同報できるフォーム: http://www.geocities.jp/kanti_4/test.html  (Outlooker でない人はリンクごとコピーして自分のメールソフトにコピペ!)

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11.May.2006 チェチェン,ロシア,日本−共謀罪強行採決の前夜に ChechenNews Vol.06 No.09 2006.05.11

「どうしてチェチェンに関わっているんですか」と、よく聞かれる。出会う人ごとに聞かれる。まさにFAQ。答えにはいまだに迷う。僕は市民平和基金という小さなNGOに拾われて、偶然チェチェンを知って、活動し始めた。つまりきっかけの部分は「たまたま」だ。もちろん掘り下げると、そういうNGOに関わり始めた別の理由もあるわけで、これからそれを書くかもしれない。とりあえずここでは「たまたま」。

まだチェチェンに行ったことはないけれど、いつか行きたいと思っている。怠け者なのが最大のネックなのだが、チェチェン語もロシア語もからきしだめ。なのにチェチェン。どうしたことだろう。その答えは3つの国に共通する状況にある気がする・・・。

つづきを読む

15.May.2006 クルド人家族の亡命 Exile of the Kurdish fammily

一安心・・・、15日の東京新聞朝刊によると、渋谷の国連大学前で座り込みして、日本での安全な生活を求めたクルドの家族カザンキラン一家が、第三国へ旅立った。その国では難民と認められ、平和に生活している。

カザンキラン家のお父さん、アフメットさんは、UNHCRのマンデート難民に認定されていたのに、息子のラマザンさんとともにトルコに強制送還され、家族は別れ別れになっていたのだが、ようやく再会できた。ただラマザンさんは、まだトルコを出国できていない。

日本は結局、彼らの安住の地にはならなかった。それどころか、難民条約の履行義務に反して、彼らを迫害さえした。今度の知らせで一応ほっとしたのだけれど、その冷たい事実は変わらない。いつかチェチェンからの難民が日本に庇護を求めて海を渡ってくる日も来るはずだが、そのときも同じことが繰り返されるんだろうか。それもあって、ここしばらく関心を持っていた。

●入国管理法の改正案、採決間近 難民の話に関連して、今度の国会では、入国管理法の改正案が審議されていて、これもすぐ採決されてしまいそうだ。この改正案では、16歳以上のすべての外国人に、指紋押捺を押し付けようとしている。いまどき指紋押捺? たしか5−10年くらい前まで、外国人登録法で指紋押捺が義務付けられていたが、廃止されたはずで、これじゃ逆戻りだ。政府側の答弁では、これも「テロ対策」なのだという。

指紋押捺というのは、とても屈辱的な体験だ。普通に生活していればまずないことだし、あれば何かの罪で検挙されるか、重大事件で参考人になってしまったときくらいだろう。なぜその犯罪者扱いを、「すべての」外国人に強いなければならないのだろう? 彼らが同じ人間だと思えば、そんなことはできない。ある前提を除いては。「外国人は日本人より危険だ」、「外国人は日本人よりテロリストである可能性が高い」でも、どんな根拠で?

●「時代に逆行」元入管局長が指摘 地方紙の雄*「東京新聞」には、5月14日に次のような記事が載ったそうです。『入管難民法改正案 元入管局長が異議「共生の時代に逆行」膨大な新業務「本来審査もおざなりに」』元入管局長さんがそう言うなら、よっぽどのことだ。

何か、いまからでもできることはないかと思ってググったりしていたのですが、どうもはかばかしくなく。むすー。

在日の外国人は反対運動を展開しにくいし、この問題に関わっている人は多くないから、どうしても今話題の中心になっている共謀罪ほど注目されていない。し、つい2、3日前まで僕も知らなかった。

●難民本の出版 もうひとつ近い話題。難民支援者の雨宮 剛さん(青山学院大学名誉教授)が、自費出版で「私の人生、これなに? 絶望の深き淵より在日難民たちの証言」を発行されました。くわしくはクルド人難民二家族を支援する会に。直販と、新宿の模索社で販売中。

クルド人難民二家族を支援する会: http://homepage3.nifty.com/kds/

*最近関心のある記事が東京新聞にしか載らない感じなので、かってに枕詞を決めました。毎朝たった100円で、一番見通しのきく新聞が買えます。

12.May.2006 タノシイウツワの会活動中
Refugee relief by a Musician group

あー!タノシイウツワの会で受けた取材が昨日5/10に読売新聞に記載されました。このとき梱包したおもちゃや楽器はチェチェンの子供を支援する会によって無事3月にチェチェンの子供たちに届きました。[5/11 タノシイウツワの会]

http://geocities.yahoo.co.jp/gl/kamoneggy/view/20060511

09.May.2006 マスハドフの家族、北欧に亡命を希望
Family of Maskhadov Asks Asylum in Finland

ロシアに暗殺されたチェチェン独立派のマスハドフ大統領の家族は今、アゼルバイジャンのバクーに滞在しているが、ロシア国籍のパスポートの期限切れが迫っており、危険が予想されるので、フィンランドへの難民申請をおこなっているという。

フィンランド大統領府は難民申請があったことを確認したが、今後についてのコメントは出していない。[5/9 MosNews]

http://www.mosnews.com/news/2006/05/09/MaskhadovFamilyExile.shtml

09.May.2006 チェチェン一週間
The Week in brief by Prague Watchdog

5月1日(月) チェチェンのラムザン・カディロフ首相(親ロシア派)の拠点があるツェントロイ村への視察を行おうとした、欧州拷問禁止委員会の公式視察団が、同村への入域を拒否された。ツェントロイには、カディロフが設置した収容所があり、民間人への拷問が行われているとされている。

チェチェンに隣接するイングーシのジアジコフ大統領の義父、マゴメッド・チャヒキーエフが2月に誘拐され、4月に解放されていたことが報道された。

デンマークのホルテで、チェチェン支援と文化的保護のために、デンマーク・チェチェン友好協会が発足した。

5月3日(水) 親ロシア派チェチェン議会は、憲法評議会の議案を可決した。これは、モスクワによって制定された2003年の憲法の改正に関するもの。(内容はよくわからない)

5月5日(金) ロシア最高裁軍事法廷は、2003年1月に、チェチェンで3人の市民を殺害したとして訴追された、2人のロシア兵、エフゲニー・フドヤコフとセルゲイ・アラクチェエフに対する下級審での無罪判決を破棄し、再審を命じた。

「フォーブス」紙ロシア語版の編集長ポール・フレブニコフを2004年9月に殺害したとして裁判にかけられていた二人のチェチェン人に対して、陪審が無罪を申し渡した。

http://www.reliefweb.int/rw/RWB.NSF/db900SID/KHII-6PM2NK?OpenDocument&rc=4&emid=ACOS-635PN7

08.May.2006 アムネスティ報告:荒れ狂う暴力的民族主義 AI:"Russian Fed: Violent racism out of control"

5月4日、アムネスティ・インターナショナルが、「ロシア連邦:荒れ狂う暴力的民族主義」という報告書を発表した。報告書によると、ロシアの民族差別主義団体によって、2005年には少なくとも28名が殺害、366名が襲撃されている。けれども、この数値は実情に比べればごく控え目なものであるとアムネスティは指摘する。公式調査によれば、現在ロシアに存在する約150の「過激主義組織」に関与するロシア人は5000人以上。彼らは排外主義的イデオロギーと暴力によって、彼らにとっての「敵」をロシア国内のみならず地上から一掃しようとしている。[5/8 バイナフ自由通信]

続きを読む: http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20060508/1147046980

原文: http://web.amnesty.org/library/pdf/EUR460162006ENGLISH/$File/EUR4601606.pdf

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05.May.2006 ロシアの報道の自由は167ヶ国中138位/国境なき記者団 Putin,THE PREDATORS OF PRESS FREEDOM

国際NGO、「国境なき記者団」のトップページにロシアのプーチン大統領がデビューした。彼の顔画像とともに現れるキャッチフレーズは「報道の自由の捕食者/略奪者」で、要するに報道の自由を抑圧することによって肥え太る人々のこと。[5/5 バイナフ自由通信]

「ジャーナリストの活動状況は2005年に入ってから壊滅的に悪化しており、暴力が報道の自由に対するもっとも深刻な脅威となっている。抑圧と政治的な意図にもとづく政府のプロパガンダによって、独立メディアは弱体化している。当局による外国人ジャーナリストの締め出しは、報道-特にチェチェン戦争に関する報道-を完全な統制下に置こうとする政府の意図を示すものである

●ジャーナリストへの暴力が罰せられない風潮が広がることによって、今やジャーナリストが自己検閲を行うようになっている。

●チェチェン戦争を報道する独立メディアに対しては政府が弾圧を加えている。(アンドレイ・バビーツキ記者によるシャミーリ・バサーエフ司令官へのインタビューを放映したABCテレビ・ネットワークに対して外務省が営業停止を示唆するなど)。

●ロシア国内のテレビ局はすべてクレムリンまたは政府の管轄下で体制万歳路線を爆走中。

つづきを読む: http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20060505/

04.May.2006 カディロフ、拠点への欧州評議会の視察要求を拒否、 その一方で住民20人を拉致
Council of Europe Mission In Chechnya Obstructed

チェチェンを訪問中の欧州評議会の調査団(というものがいたのですか。 初耳)が、親ロシア派のラムザン・カディロフが率いる私兵集団「カディロフツィ」の本拠地であるツェントロイを査察しようとしたところ、拒否された。ツェントロイには、多数のチェチェン市民が拘束された秘密収容所があると指摘されている。[5/2 Pravda]

http://english.pravda.ru/news/russia/02-05-2006/79764-Tsentoroi-0

親ロシア派のアルハノフ大統領は 「調査団が出入りできない場所はチェチェンのどこにもない」として 査察拒否を否定。 カディロフ自身は査察拒否について直接言及しないものの、 「カディロフツィはすでにロシア内務省指揮下の部隊に再編成されていて、 存在しない」と発言した。

しかしツェントロイでは、ここ数日の間にも20人の住民が、 迷彩服を着た男たちに拉致され、行方不明になっている。[5/2 Caucasian Knot]

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20060504

2004年5月のアムネスティのレポートが参考になる。

http://chechennews.org/archives/pr20040507amnesty.htm

05.May.2006 外務次官の「官僚道」
Chechen argument in Japanese Foreign Ministry

一九九九年晩秋、チェチェン問題で日本政府が「ロシアの内政問題である」という従来の立場から、「ロシアの人権侵害を懸念する」に変更しようとしたことがあった。これに対して鈴木宗男自民党総務局長(当時)が猛反発し、外務官僚と鈴木氏の間で大戦争が起きた。[5/4 FujiSankei Business i]

http://www.business-i.jp/news/sato-page/rasputin/200605040002o.nwc

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03.May.2006 『市民密告法』ロシアに復活
Russia:bringing back to the Inform law

ロシア議会で、テロに関する市民から治安機関への「密告」を容易にする修正法案が可決され、プーチン大統領の署名後、発令されることになった。一方で、議会は連邦保安局(FSB)がテロ情報を把握した場合、令状なしで特定の人物を拘束できる「反テロ法」修正も審議中。「密告」をもとに強制捜査を乱用する恐れも出てきそうだ。 [5/1 東京新聞]

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060501/mng_____kok_____001.shtml

折しも日本の国会では、話し合うことが罪になる「共謀罪」の審議が進んでおり、GW明けにも採決が行われてしまうかもしれません。「共謀罪」にも、密告の奨励に近い規定があります。確実にリンクして暴走をはじめている、私たちの世界。共謀罪については、盗聴法<組対法>に反対する市民連絡会のサイトに詳しいです。

なぜ共謀罪に反対するのか:http://tochoho.jca.apc.org/nkyz.html

5・11共謀罪の新設に反対する市民と表現者の院内集会http://tochoho.jca.apc.org/evx/event20060511i.html

04.May.2006 チェチェン一週間
The Week in brief by Prague Watchdog

4月24日(月) 親ロシア派チェチェン議会のドクヴァハ・アブドゥラハマノフ議長は、チェチェンとイングーシが90年代に分離したことについて「間違いだった」として、チェチェン・イングーシ共和国としての再統一を主張した。同議長は将来、この再統一地域にダゲスタンの参加を得て、「さらに安定した地域になるはずだ」と構想を語った。

4月25日(火)グロズヌイ中心部の親ロシア派政府庁舎で、同じ親ロシア派のカディロフ首相とアルハノフ大統領の護衛部隊の間で衝突(発砲)事件が発生した。

4月26日(水) 独立派のアブドゥルハリム・サドゥラーエフ大統領は、イッサ・アスハドフ氏を欧州諸国特別代表に指名した。

4月28日(金) 独立派のサドゥラーエフ大統領は、ラムザン・アムポウカエフ離散民対策部門長を解任した。

カバルディノ・バルカリアの首都ナルチクで、チェチェン人の市民二人が、警察の掃討作戦で死亡した。

4月29日(土) 親ロシア派首相カディロフ麾下にある、悪名高い私兵集団「カディロフツィ」について、同首相は「すでに存在しない」と発言した。これによると、対テロセンターとカディロフ護衛部隊は、ロシア内務省指揮の「北」部隊と「南」部隊として再編成されたという。

http://www.reliefweb.int/rw/RWB.NSF/db900SID/KHII-6PF2ZA?OpenDocument&rc=4&emid=ACOS-635PN7



03.May.2006 読売:千葉版にタノシイウツワの会の記事
Musician group's support for Chechen refugee

アゼルバイジャンのチェチェン難民への支援を行っているミュージシャンの組織「タノシイウツワの会」の記事が、今日の読売千葉版で掲載になるそうです。千葉方面の方はチェキラ!

タノシイウツワノカイ: http://geocities.yahoo.co.jp/gl/kamoneggy

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03.May.2006 イングーシで空襲:理由不明
Airstrikes in Ingushetia

チェチェンに隣接するイングーシの山中で、なぜかロシア軍機が小規模な空爆を行ったようです。[5/2 Prague Watcdog]

http://www.watchdog.cz/?show=000000-000005-000004-000120&lang=1

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27.Apr.2006 子どもの日:「チェチェン紛争・子どもたちの情景」放送!
NHK BS-1:"The 3 Rooms of Melancholia" on air

お、おー。ついに来ました。昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品された北欧のチェチェン関連映画、NHK-BS1で放送です。すごく気になっていたので、ぜひ見たいと思います。でも内容は全然知らなかったりします。Kさん情報ありがとうございます。(映画祭の時のタイトルは「メランコリア 3つの部屋」)

番組紹介より:

チェチェン紛争・子どもたちの情景 前/後編(仮) 

5月5日(金)午後10:10 - 11:00(前編) 午後11:10 - 深夜0:00(後編) NHK/BS1

チェチェン紛争がロシアとチェチェン双方の子どもたちに残した深い憎しみと悲しみ。その子どもたちは行き場のない苦悩を抱きながら、日々を暮らしている。番組は、こうした子どもたちがいる場所を3つの「部屋」に見立てて定点観測する。「第一号室」はサンクトペテロブルグ近郊のクロンシュタット海軍幼年学校。「第二号室」はチェチェンの首都グロズヌイの廃墟。「第三号室」はチェチェン国境にほど近いイングーシ共和国の孤児施設。ロシアとチェチェンの子ど もたちの現状が、それぞれの「部屋」から見えてくる。カメラは笑うことを忘れ た子どもたちの表情を静かに切り取り、紛争という過酷な現実に翻弄されながら 生きる子どもたちの姿を伝えている。

くわしくはこちら:http://www.nhk.or.jp/bs/wdoc/

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27.Apr.2006 「プーチンよ俺の話を聞け」ロシア政府の天敵バビーツキ記者来日
For the record:Babitsky's visit to Japan

(昨年10月のバビーツキ記者訪日の際の記事をみつけたのでリンクします)

プーチン政権成立以降、報道統制は「破壊的かつ効率的に」進み、特にチェチェン取材は厳重に制限されている。昨年成立した反テロ法により「テロリスト」の主張はまず伝えられない。彼はロシアの90年代二度のクーデター時にも「テロリスト」側に身を置いて報道。これまで幾度もロシア当局に逮捕・拘束された経験がある。にもかかわらず、バサエフ取材のため現在住むチェコのプラハから「不法」入国を実現させ特ダネをものした。[週刊金曜日]

つづきを読む: http://www.kinyobi.co.jp/KTools/antena_pt?v=vol583

27.Apr.2006 ハッサン・バイエフを呼ぶ会
Dr.Khassan Baiev will invite to Japan next July

チェチェンの医師ハッサン・バイエフ氏を日本に招聘するグループが立ち上げられました。ご協力をおねがいします。

http://tokyocinema.net/baiev.htm

バイエフ氏の関連情報: http://chechennews.org/basic/biograph.htm#baiev

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28.Apr.2006 カディロフ、難民キャンプの閉鎖を予告
Kadyrov vows to shut down refugee camps

「ロシアとチェチェンの敵である西側と、くっついている連中がいるのはわかっている。ロシアとチェチェンに逆らって働くものやワッハーブ派を助けるものは誰でも探し出されねばならない。適切な組織体が彼らに対処するだろう。彼らが汚いゲームをやりたいなら、西側でもどこでも別の場所でやらせればいい。」[4/25 Mosnews via プチソ連]

http://zarya.blog6.fc2.com/blog-entry-397.html#more

というような感じで、カディロフ(写真右側の人)は難民キャンプを閉鎖しようとしています。困ったものだ、、、。いちおう、管理人からの指摘は前回の記事につきます。

http://chechennews.org/log.htm#0423

25.Apr.2006 「学校占拠事件の背景」
Background of Beslan school siege

「チェチェン独立の主張も含め、力によって少数者の意見を排除する体制は、不可避にテロリズムを育てる。日本を含む西側諸国がこうしたロシアの政策を支持し、みずからも「対テロ戦争」にのめりこんでいく今日、チェチェンでは百万の市民が「人質」でありつづけている」2005年3月の「部落解放」誌に掲載したエッセイ。

http://kaihou-s.com/suiheisen/suihei_0503.htm

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23.Apr.2006 カディロフ、難民キャンプの閉鎖を予告
Kadyrov vows to shut down refugee camps

チェチェン親ロシア派のラムザン・カディロフ首相は、チェチェン内にある難民キャンプについて、「犯罪と麻薬汚染、売春の温床なので近く閉鎖する」と発言した。また、「圧倒的多数の入居者は怠惰になり、国際援助組織からの配給品で食うのに慣れている」という。2004年の10月、欧州評議会の難民問題報告者のタデウシュ・イウィンスキーは、チェチェン国内避難民の総数を35万人と報告した。2年前には隣接するイングーシ共和国のチェチェン難民キャンプが閉鎖され、その難民たちもチェチェンに帰還している。[4/20 RFE/RL]

http://www.rferl.org/newsline/2006/04/200406.asp#archive

ええと、お得意のハッタリだと思うのですが、人口100万人の国で、35万人が難民状態という破局的な状況のなかで、難民援助を中止するとどんなことになるのか、想像力を働かせる必要はありそうです。だからこそ、UNHCRをはじめ、各国際機関が難民支援のために動いているのですが、何かの都合で彼はチェチェンに外国の援助ワーカーがうろうろしては困るようです。

日本政府、チェチェンの児童リハビリプロジェクトへの支援を決定: http://chechennews.org/log.htm#0401

失踪、強かん、拷問、超法規的処刑の新たな証拠: http://chechennews.org/archives/pr20040507amnesty.htm

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22.Apr.2006 「大統領のカウントダウン」
Review of Russian movie "Countdown"

うーん、すごい映画を見てしまった・・・。

ロシア製のアクション映画、「大統領のカウントダウン」は、連邦保安局(FSB)の少佐を主人公に据え、「700万ドルの巨費」(8億円ちょっと)を投じて、「ロシア軍全面協力」のもとに製作された映画で、チェチェンとモスクワと、ヨーロッパの上空を飛ぶ飛行機を舞台にしている。こう書くだけで嫌な予感が全開だ。

がらがらの劇場で考えたこと。死して屍拾うものなし。

つづきを読む

19.Apr.2006 目的別・チェチェン関係募金先一覧
List of Chechen relief funding site in Japan

募金の件数が増えてきたので、とりあえず、わかる範囲で募金情報をまとめます。ご協力をおねがいします/いつもご協力ありがとうございます。くわしい情報は各団体にお問い合わせください。

チェチェン連絡会議活動資金の募金:
郵便振替加入者名:チェチェン連絡会議 口座番号:00180-6-261048

サイト: http://chechennews.org/clc/

チェチェン人留学生、ティムール君への支援のための募金:
郵便振替加入者名:ティムール・プロジェクト 口座番号:11230-33397831

サイト: http://www.geocities.jp/t_project2004/

チェチェンニュースの発行のための募金:
郵便振替口座番号 00130-8-742287 口座名称 チェチェンニュース編集室

サイト: http://chechennews.org

20.Apr.2006 チェチェン一週間
The Week in brief by Prague Watchdog

4月10日(月) アントニオ・グテーレス国連高等難民弁務官がチェチェンの首都グロズヌイ入りし、難民の状況などを調査(写真:UNHCRサイト)。翌日のモスクワでの記者会見で、「安全上の問題が解決されしだい、UNHCRはチェチェンに事務所を開設する」と語る。(はやくこういうプレゼンスが当然のものになって欲しいです)

ダゲスタンの首都マハチカラで銃撃戦があり、警察官とゲリラ一名が死亡。

4月11日(火) チェチェン独立派のサドゥラーエフ大統領が、アミール・アスランベーク司令官を「対テロセンター」代表者に指名。

イングーシ共和国ナズランで二人のゲリラが銃殺され、一人が逮捕された。この作戦で警察官二人が死亡。(あいかわらず散発的な戦闘が続いている模様)

4月12日(水) ロシアのアレクサンドル・コルマコフ将軍は、ロシア空挺部隊のチェチェンでの配置を解除したと発表した。同将軍によれば、この部隊は1999年の第二次チェチェン戦争の開始時から今までに、350人が死亡、1000人が負傷した。

4月13日(木) ロシア内務省は、新しくチェチェンに設置されたふたつの部隊の司令官に、アリベク・デリムハノフとムスリム・イリアソフを指名したと発表した。グロズヌイに本部を置く「北」部隊は700人の兵員を、ベデノに本部を置く「南」部隊は500人以上の兵員を擁するという。 (投降したチェチェン人の部隊を編成している最中と思われます)

4月14日(金) ワシントンで、シンクタンクのジェームズタウン財団が「サドゥラーエフのコーカサス戦線・ナルチク事件の次に何が起こるか」と題して研究集会を開催。ロシアのラブロフ外相はモスクワ駐在のアメリカ大使を呼び、この会議が「国際的な反テロの動きに反するものだ」として抗議した。

4月18日(火) 1月10日にプーチン大統領が署名した「NGO規制法」が発効。ロシア国内のNGOへの弾圧がこれまで以上に強まると見られる。

4月21日(金) 1996年のこの日、チェチェン共和国の初代大統領ジョハール・ドゥダーエフがロシア軍に暗殺された。チェチェン同情論の根強いリトアニアではドゥダーエフを記念したイベントも開かれる。 [4/19 Prague Watchdog]

http://www.watchdog.cz/calendar

18.Apr.2006 チェチェンに関心があって英語が読めれば
Introduce "chechnya-sl" and other mailing lists

英語でチェチェン情勢を追っている人にとっては見逃せないのが、 アメリカのボランティアを中心に運営されている Chechnya short-list という、ヤフー上のメーリングリスト(無料)だ。英語圏の商業メディアによる チェチェン関係の報道情報が毎日流れている。 ときどき、朝日新聞英語版などに載った チェチェン関係の記事も、英語圏の誰かが見つけて投稿していたりする。

通数は一日10〜15通前後なので、放置するとあっというまに未読500通とかに 達してしまうという恐いリストだが、自分でウェブを回ってみなくても、 どんどん情報がメールで入って来るという点で助かる。

それから、英語メディア系のロシア情報としては、 ディビッド・ジョンソン・ロシアリスト もある。こちらは 定期的にドネーションを求めてくる。 (ま、それはおまえ(チェチェンニュース)もだ、 という指摘もありうる) たぶんBBCモニタリングの 高い情報料が間接的に含まれているのでしょう。

もしそれらのメーリングリストの情報の中に気になる記事があったら、訳してチェチェン総合情報にメールで送ってくだされば、使わせていただきます。

Chechnya-sl:http://groups.yahoo.com/group/chechnya-sl/

JRL: http://www.cdi.org/russia/johnson/

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15.Apr.2006 空爆被害の少年を救おう!/イムラン基金
Relief fund for Injured Chechen child Imran

頭に弾丸が残る少年を救いたい−。弘前市出身で現在、ロシアのモスクワ国立大学に留学し、国際政治地域問題を学んでいる菊池由希子さん(22)が、空爆被害を頭に受けたチェチェン難民の少年を救おうと、募金活動を展開している。この少年はユヌソフ・イムラン君(15)。[4/15 東奥日報]

イムラン基金: http://www.geocities.jp/imran_fund/

東奥日報: http://symy.jp/?BK_toonippo

陸奥新報でも:http://symy.jp/?xa_mutu

郵便振替口座名 イムラン基金 口座番号 00120-5-356216

20.Apr.2006 明日はドゥダーエフ暗殺の日
The Week in brief by Prague Watchdog

4月10日(月) アントニオ・グテーレス国連高等難民弁務官がチェチェンの首都グロズヌイ入りし、難民の状況などを調査(写真:UNHCRサイト)。翌日のモスクワでの記者会見で、「安全上の問題が解決されしだい、UNHCRはチェチェンに事務所を開設する」と語る。(はやくこういうプレゼンスが当然のものになって欲しいです)

ダゲスタンの首都マハチカラで銃撃戦があり、警察官とゲリラ一名が死亡。

続きを読む

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14.Apr.2006 「反テロ戦争」ロシアと日本
Japan and Russia on "War on terrorism"

東京新聞稲熊記者のレポート。「プーチン大統領の政権与党が圧倒的多数を占めるロシア上下両院で、報道統制を強化するためのメディア法修正案が近く審議される。修正案では、テロリストの主張や、反テロ戦争への疑問を呈した論文などの掲載は違反となり、これを犯した報道機関は閉鎖される可能性もあるという。

テロリストへのインタビューはもとより、チェチェンでテロが発生する歴史的な背景を解明しながら、 反テロ戦争は新たなテロを呼ぶのではないかとする「反テロ戦争への疑問」も、違反になるという」[4/13 東京新聞]

続き: http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060413/mng_____kok_____002.shtml

それから、日本の問題。ここからは林克明氏のアプローチ。 「あるチェチェン人医師と日本の抵抗運動(1)」と題して。

「・・・ひるがえって、日本の戦前・戦中は、「テロリスト」という言葉でなく、少しでも権力に抗する人びとは、非国民・国賊・アカと罵られ迫害を受けていた。いまならテロリストとそのシンパと呼ばれるのだろうか。

日本を含め、世界全体が、アメリカとその追随者に都合のよい「反テロ」という言葉で、侵略戦争に傾いている。これとセットになっているのが、市場原理主義だの新自由主義だのというアメリカとその追随者のイデオロギーだ。金持ちが益々金持ちになり、貧乏人はますます貧しくなる野蛮な考え方としかいいようがない。アンフェアーだ。

・・・考えるひとつのきっかけが私にとってはチェチェンなのだ。私はこの10年余り、チェチェンを取材してきた。その体験から感じていることをもとに、不十分だが整理してみたい・・・」 [4/11 チェチェン未来日記]

続き: http://www.actiblog.com/hayashi/4988

となりの国で起こっている悲惨な戦争、だけでなく。

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7.Apr.2006 チェチェンニュースVol.06 No.07

チェチェンニュースを発行しました。このサイトをずっと見ている方には新味がないかもしれないのですが、たまにはまとめてメールを流しておかないと、みんなに存在を忘れられます。

まず、イベント情報はタノシイウツワの会・チェチェン難民チャリティートーク。最近の旬刊誌クーリエ・ジャポンにポリトコフスカヤ記者の記事が載ったこと、地雷関連では、ここ11年間で3千人以上が地雷で負傷したり、死亡したというニュース。

チェチェンとちょっと外れるのですが、ロシアのプーチン大統領博士論文ねつ造発覚というニュース。でも、英国の情報機関が「イラクには大量破壊兵器がある」と決め付けたときに、ググってみつけた12年前の論文をパクったという事実があるから、驚かないよというツッコミも。

これはいいニュースの部類? 日本政府がチェチェンの児童リハビリプロジェクトへの支援を決定しました。そのチェチェン難民についての、かなり確度の高い報告書の一部和訳をPDF書類で作ったのでごらんください。「誰の責任か? チェチェン難民についての報告」というタイトルです。

ロシア国防省では、もうすぐ軍の7割を徴兵から契約兵に切替えるそうです。そうなるとロシア社会からチェチェンへの関心がさらに薄まることが心配です。一方でロシア人のチェチェン支援活動家が、警察に踏み込まれて負傷したというニュースが入りました。それから、ずっと私のなかでは引っかかっている問題なのですが、「特務機関がバサエフを匿っている」と、親ロシア派のカディロフが言い出しました。まあこれは、どっち(ロシアそれともチェチェン)の特務機関かとかは言わないというお約束系の発言。

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6.Apr.2006 クーリエ・ジャポンにポリトコフスカヤ記事
Politokovskaya's "Poison in the Air" published in "Courrier Japon"

「発病者は100人以上、原因は不明・・・少女たちが集団感染!?チェチェンを襲う『奇病』」と題して、アンナ・ポリトコフスカヤの記事が、旬刊の雑誌「クーリエ・ジャポン」に掲載されました。3月9日のチェチェンニュースで同じ記事のアンダーグラウンド翻訳を掲載していたので、「わぉ」。ただし、この『奇病』がロシア軍の化学物質によるものではないかという疑問や、過去の類例は削除なのが気にならないこともなく。よく見ると「ファーストレディが語る 私の夫・プーチン」という記事も。コンビニで売ってます。480円。

http://moura.jp/scoop-e/courrier/content010.html /g

5.Apr.2006 11年間で3千人以上が地雷で被害
Over 3,000 killed or maimed by mines in Chechnya

4月4日は第一回の「世界地雷の日」。過去11年のチェチェン戦争で、3千人の人々が地雷によって死亡または負傷したと、UNICEFと欧州委員会が発表した。 [4/4 Interfax]

Interfax: http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20060405

2003年の地雷禁止国際キャンペーン報告では2002年に5千人がチェチェンで地雷によって死亡したとしているので、 数字にはばらつきがあるようです。(写真は同じく地雷に悩まされるカンボジアの子ども)

ICBL関係: http://chechennews.org/log2003.htm#0910

ほかにも地雷関係の情報を張り付けてみると:
チェチェンの子どもが爆弾を作る[2005 6/19 The SundayTimes]: http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20050624/1119594552
「あまり見ないほうが、あとでうなされずにすむのさ」だそうです。

1.Apr.2006 プーチン大統領博士論文ねつ造発覚
Putin accused of plagiarising his PhD thesis

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の博士論文が盗作、剽窃だったことが発覚し、プーチンは赤っ恥をかいた自分の顔色を隠すためにウォッカを鯨飲しているという報道が入った。

問題となったのは、プーチンが90年代半ばに博士号を取った論文で、その大半が米国の論文の引き写しであると、米国の研究者らが発表した。 たとえば、プーチンの博士論文の最初の20ページのうち、16ページ分がやや語順を変えたり、アレンジされているものの、78年にピッツバーグの2人の研究者、William KingとDavid Clelandによって執筆された「Strategic Planning and Policy」の引き写しになっているという。この論文は90年代初頭に旧ソ連のKGB関連研究所でロシア語訳されている(ちなみにプーチンはKGB出身者)。

告発をしたガッディー教授は「こりゃ、わたしの基準だと『剽窃』というもんに他ならんよ。誰かが論文の工作をしたに違いない。それがプーチンであれ、誰であれ、カット・アンド・ペーストは、プーチンのためだった」と語った。[3/26 The Sunday Times/via P-navi info]

日本語: http://0000000000.net/p-navi/info/news/200604012136.htm

原文(英紙サンデータイムス): http://www.timesonline.co.uk/newspaper/0,,176-2101607,00.html

、、、わぉ

1.Apr.2006 日本政府、チェチェンの児童リハビリプロジェクトへの支援を決定(エイプリル・フールではありません)
Japan Mofa Allots Some $1 Mln for Education Restoration in Chechnya

外務省の「人間の安全保障基金」が、UNESCOとWHOによる「チェチェンの児童・教師に対する統合的リハビリに係るキャパシティー・ビルディング・プロジェクト」というものへの支援を決定したとのことです。 チェチェンに外国機関の目が入るきっかけになるといいと思います。見たところ、ロシア政府や、親ロシア派にそのまま支援する形ではないので、 透明性の高い活動になるなら、これは評価できるのではないでしょうか。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/18/rls_0328c.html

なおロシア側では、イタル・タスが伝えています。

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20060331

この次は、日本がチェチェン紛争の平和的解決に一役買えないものでしょうか。

ところで、欧州委員会(EUの内閣みたいなもの)は、チェチェン内外の難民に対して、2200万ユーロ(31億円程度)の支援を決定しました。内容はおもに緊急食糧支援、基礎的教育、子どもたちへの精神的支援など。アゼルバイジャンの難民の一部にも適用するようです。EUが、1999年からこれまでチェチェンを含む北コーカサスの人道援助に使ったお金は19600万ユーロ(282億円程度)で、この地域については最大の援助国です。この支援は、赤十字、デンマーク難民評議会、 UNHCR、国連食糧計画、メドゥサン・ドュ・モンド(世界の医療団)が共同して実行するようです。

EUは、活動の根拠となる難民の人数について、 20万人の難民がチェチェンのなかで難民生活をしていると報告しています。チェチェンの外では、隣接するイングーシ共和国に 2万5千人、ダゲスタンに9千人、アゼルバイジャンに5千人が難民として居住していると言います。 (さらに5万人から10万人がヨーロッパに流出していると思います)

http://www.reliefweb.int/rw/rwb.nsf/db900SID/LSGZ-6NLG23?OpenDocument /g :

31.Mar.2006 「軍の7割を徴兵から契約兵に切替え」イワノフ
Ivanov said 70% of military to professional soldier

ロシアのイワノフ国防相は、2008年にはロシア軍の70パーセントが、現在の徴兵制から 志願兵制になると記者会見で語った。 これによると、すでに6万人の契約志願兵・下士官が現役についており、 2006年には2万5千人があらたに加わる。また、チェチェンに派遣されている 軍部隊が全員志願兵であるのと同じように、チェチェンの隣国のイングーシとダゲスタン に配置されている部隊も、まもなく全員が志願兵によって編成されるという。 最近のコメルサント紙はイワノフ国防相が2008年の次期大統領選挙への出馬をうかがっている と指摘している。[3/29 RFE/RL]

http://www.rferl.org/newsline/2006/03/290306.asp#archive

チェチェン人にもっとも恐れられ、忌み嫌われているもののひとつは、「コントラクトニキ(契約志願兵)」と呼ばれる兵士たちです。ロシア軍は第一次チェチェン戦争を徴兵で戦ったのですが、 徴兵忌避が多いことと、徴兵されたごく若い兵士達がほとんど訓練も受けずに前線に投入 されたために、ロシアの母親たちが反戦運動に立ち上がったという経緯があります。 第二次チェチェン戦争に入って、 チェチェンには集中的に契約志願兵が送り込まれて きました。これは、メディアがチェチェンに入ることを禁止するのと同様、 ロシアの世論・市民社会から「戦争」を遠ざけておく方策ではないかと思います。

ではどんな人達が「志願兵」になるのか? 一説には刑務所で徴募され、 刑期の減免をゲットするために兵士になると言うもの。 また、具体的な話として、ストリートチルドレンまたはそれすれすれの孤児たちが、 兵士にスカウトされていると言うやりきれない報道もあります。

http://chechennews.org/archives/20020726kodomo.htm /g

29.Mar.2006 誰の責任か? チェチェン難民についての報告
UN and Humanitarian organization's official reports