待望の「ドライブスルーカジノ」が誕生!

フランスを拠点とするカジノ企業Groupe Partoucheが、フランス南部のカジノ施設内に初のドライブスルーカジノをオープンしたと報じられています。パリに本社を置くこの会社は、カンヌの有名なカジノ「3.14」やマルセイユ東部の屋外カジノ「Casino de La Ciotat」をはじめ、フランス国内に40軒以上のカジノを所有しています。

このドライブスルーカジノは今年1月にデビューしたものの、正式なオープンは5月と延期になりました。新型コロナウイルスの影響によりグランドオープンが遅れたためです。

独自のエンターテインメント登場!

仏Groupe Partouche社は、この新しい「ドライブスルーカジノ」というコンセプトが、海辺のリゾート地であるLa Grande – Motteにとって大きな魅力になると説明しています。

ここには7つのテントがあり、31台のスロットマシンと18台の電子ルーレットマシンで遊べます。1つのボックスには最大5人のプレイヤーが入れるようになっています。

このカジノは、自動車やオートバイでも利用できるようになっており、これはギャンブル業界の中でもユニークなコンセプトであると言えます。

ドライブスルーカジノはこれまでにはなかった発想であり、ソーシャルディスタンスの遵守やパンデミックへの懸念から、多くの人々がドライブスルーでギャンブルを楽しむであろうことは確かですね。

初期の改善点とは?

同社の会長であるFabrice Paire氏は、Pasino Drive事業において、プレイヤーの利便性を高めるために必要な変更はすでに行った、と発表しています。7つのステーションすべてに、イギリス製の電子ルーレットマシンを追加したのです。

また、同氏は、このサービスが南フランス中のカジノファンから熱烈に歓迎されている、と述べています。そのため、同社はすべてのゲストを満足させ、すべてのニーズを満たすべく、懸命な取り組みを続けています。

追加サービスはある?

Groupe Partouche社は1973年に設立された企業で、同社は来年、他国にもドライブスルーコンセプトを導入する構想を持っていると言われています。

しかしながら、まずはCasino Grande-Motteの結果分析を優先する、とのことです。また、同社の会長は、ドライブスルーカジノを導入するのは、十分に広い駐車場のあるギャンブル施設のみである、と述べています。

なぜドライブスルーカジノに行く?

新型コロナの感染拡大が勢いを増していた間、人々は家に閉じこもり、社会との接点がないまま過ごしてきました。しかしながら、ドライブスルーカジノは全く新しいものです。

まず、ひとつの空間に限定されることなく、つまりカジノフロアではなく、外でゲームを楽しむことができるということです。前述したように、Casino Grand-Motteには7つのテントがあり、それぞれに異なるカジノゲームが用意されています。

ですから、コロナに感染する心配もなく、ゲームや他のプレイヤーとの交流を楽しむことができるのです。最近の様子を見れば、このドライブスルーのコンセプトは一般の人々にも広まり、より自由にギャンブルできるようになると考えられています。

ドライブスルーカジノはフランスで初めて登場しましたが、同様のタイプの施設が増えることを楽しみにしていますし、それにはそれほど時間はかからないと思います。

昨年以降、ギャンブルのトレンドやルールがいくぶん変わったこともあり、この新しいポストコロナ時代に適応する方法を学んでいくことでしょう。